サバイバル➄もし無人島に見知らぬ男女が取り残されたら? | 本の匠 ビンテージコミック探検隊

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(ほんのたくみ びんてーじこみっく たんけんたい)

ビンテージコミック(ヴィンテージコミック)とは昭和30年~の新書刊マンガのことです 
このブログは、そんな昭和のお宝マンガ、絶版マンガ、封印作品など探求していきます

さいとうたかを 漫画「サバイバル」より



このサトルが「うどん」と思って
食べているのは…

ミミズである



「そんな物食えるわけないじゃん」と
思っていたら

さすが!さいとうたかを先生

ここで、すかさずミミズの栄養分析
が出てくる




サトルは、だんだんたくましく成長していく




人間、その気になれば何でも食える!


何でも食えるか食えないか?
サバイバルでは、これが生死を分ける


皆さんは非常時に何でも
食べれますか?





アンケートでは

彼氏や彼女(パートナー)を選んだ人も
増えてきた

やはり独りでは淋しいからであろう


しかし、無人島で二人きりで喧嘩が
始まったらどうなるのか?


今回はそんなお話…



ある日、ボートが漂流してきた



そのボートに乗っていたのが



アキコだった!

彼女は 暴徒に襲われて命からがら
ボートに逃げてきたのだった

(地震で暴徒と化した民衆は略奪や強盗
レイプなどを頻繁に行うようになっていた)



さりげなく暴徒とボートをかけてみた…





実際、東日本大震災でも
『ボランティアなんだから体を提供しろ』
ボランティアの女性(当時39歳)に
乱暴しようとしてけがをさせた男がいたり

避難所で、乳児に添い寝していた若い母親を、
外から侵入してきた男がレイプした事件などが
相次いだ




アキコたちは、山小屋を見つけ
ひっそりと暮らしていたのだが




暴徒たちに襲われ、アキコ一人が
ボートで脱出すろことができたのだ


さりげなく…もういいか


何はともあれ、無人島で孤独だった
サトルはパートナーの出現に喜んだ



ちなみに、この自己紹介で初めて
私たちは、少年の名前がサトル
という事を知ることになる

(それまでサトルの名前は「少年」
としか表現されていなかった)



余談になるが

サバイバルの面白い所は、最初、少年が
洞窟に閉じ込められてシーンから始まる
読者は、なぜ少年が洞窟に閉じ込められて
いたのか?少年は誰なのか?分からない
ままスタートしていく!


物語が進むにつれて謎が、一つ一つ解明
していくのだ



この手法は後に「ドラゴンヘッド」にも
使われるようになったが、当時のマンガ
では画期的だったと思う


なんせ主人公の名前も分からずに
しばらくの間、物語が進んでいく
のだから…




サバイバル生活で滅多に手に入らない
のは砂糖!甘みは最大のご馳走だった




源頼朝は初めて塩ジャケを食べた時に
「世の中に、こんな旨い物があったのか」
と感激したそうだ


久しぶりに米の飯を食ったサトルは
その旨さに感激したのであった



何より、今まで一人ぼっちで孤独だった
生活にパートナーが出来たのが一番
嬉しかった

しかも、それが美人のお姉さん!
(アキコの年齢は分からないが大学生
位だろうか、一方サトルは中学生で
14歳)


しかし、幸せはそう長くは続かなかった


無人島で一人サバイバル生活をしてきた
サトルと、文明社会で生活してきた
アキコでは住んでいた世界が違いすぎた
のだった






島で手に入る食べ物と言えば魚、魚、魚

毎日、毎日 魚ばかりの生活に
アキコは耐えきれなくなっていた




アキコは、魚アレルギーに
なってしまったのだった



サトルとアキコに気まずいムードが
漂い始めたのであった





無人島生活で「魚が食べれない」のは
致命傷である


次第に、アキコはサトルにあたり始める
(サトルの顔を見ただけで腹が立つ)



帰ったら、アキコが体を拭いていた
さらに気まずくなる二人

アキコはサトルに怒りを覚えるのだった



サトルは一人で何やら始めるのだが
アキコは、その音までもイライラする






サトルは、嫌がらせをしていたのだろうか?


実は



アキコの為にドラム缶風呂を作っていたのだ



入浴にはストレスを解消する効果がある



一人で、サトルにイライラしていたアキコは
サトルの優しさに申し訳ない気持ちで
いっぱいになったのであった





サトルとアキコの関係は、これから
一体どうなるのか?


この続きは次回のブログにて!



昔、テレビ「電波少年」という番組で
「15少女漂流記」
と言う企画があったのを知ってるだろうか?

今見たら、若かりし頃の森三中の黒沢かずこや、
いとうあさこまでが参加していてビックリした




少女だちが無人島生活しながらの
生き残りをかけた
サバイバルゲームなのだが
今、この企画はできないだろうと
いう位凄い


安全確保の監視のために海側で
人員を配置していたとはいえ、
行われていたサバイバルは「ガチ」
だったそうだ

若い女の子たちが無人島に連れて行かれ
「貝」を煮て喰い、鳥を殺して喰い
なんかよくワカラナイ芋っぽい根っこを食べ、

毎日が野糞という環境で半年間
も暮らした








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