自宅から徒歩で20分ほどでいつかは訪れたいと願っていた。
先付はアワビの肝、いくら、数の子、12種類のおから、そしてナマコ。
調味料をつかっていない出汁に入った干しアワビ。
富山で有名なブリ。
なんと、一週間ものだそうだが、臭みもなくまろやかな脂がのっている。
デザートかと思うような餅の中にカラスミがビッシリ。
どことかの(このあたりから、聞くより食べることに夢中）ワタリガニ、どことかのワカメ...
まさに芸術。
柚子釜のなかには、大きな白子。
山口のだっさいの酒粕を使った粕汁。
デザートのイチゴ大福は、今朝採れた甘いあまおうにカシスのリキュールをかけて。
久しぶりに日本酒も色々満喫。
2ヶ月前に予約をしてやっと念願が叶った。
最高のおもてなしで食するのがもったいないようなアーティスティックな食事。
旨い酒に友人たちとの会話も弾み、贅沢な時間を過ごすことが出来た。
今度は育児に家事に仕事にフル回転の妻の労をねぎらって連れて行こう。
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