okometankenclubのブログ

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大阪 淀川区の東三国にある米屋のお知らせページやコラムです。
店主自ら選んだその年のおいしいお米を扱っている店ですが、雑貨、特産品も取り寄せております。

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最近の炊飯器には
玄米炊きコースもあるんで、
水加減さえ間違えなければ、炊きあがります。


でも、まだ、ボゾボソ感があったり、硬かった、嫌な苦味が残る。
などで、玄米食を敬遠されている方も多いようです。


痩せたいから玄米を食べてみようかしらと、
おみえになるお客様がちょくちょくおられますが、
さすがに、白米の美味しさに慣れた私たちが
いきなり毎日玄米を食べようとするのには無理があるように思います。


それに、
玄米はほぼ完全栄養食品で、

玄米を食べるだけでダイエット。は期待薄。


栄養価が高い分、
食べ過ぎて逆に太ったという方もいらっしゃいます。


繊維質が多く、
お腹のお掃除や
食生活の改善という意味では、
効果を十分期待できますので、
成人病が気になっておられる方は、
まずは、週に1~2度、
炊き込みご飯をするような感覚で始められるのはいかがでしょうか。


そこで、
玄米を美味しく炊くコツをお教えしますね。


1.まず、通常の要領で玄米を研ぎます。
少し強めに傷をつけるくらい強く研いだ方が水の浸透が良くなりふんわり炊き上がります。


2.研ぎ終わった後、2時間ほど水に浸けておきます。
そうすることで、玄米の溝に入り込んでいる細かなゴミが浮き上がってきます。


3.そこで再度玄米を研いでください。
二度研ぎすることで、細かなゴミまで研ぎ落とすことが出来、炊き上がったご飯に嫌な苦味が残りません。
  

4.キレイに研ぎ終わったら、6時間以上水に浸けて置いてください。


(夏場は水が傷みやすくなりますので、必ず冷蔵庫に入れて置いてくださいね。)


長時間浸けることで表面の糠層が軟らかくなり、ボソボソ感が無くなり一層食べやすくなります。


また、6時間以上水に浸けた玄米は、血圧等に効果があるとされている「ギャバ」が豊富になることが分っています。
(わざわざ高い発芽玄米を買う必要はありません。)


5.水に浸けておくと玄米からアクが出ることがありますので、炊く時は必ず水を代えて、後は炊飯器任せ。
玄米炊きのコースが無い炊飯器の場合、少し多めの水加減で通常通りお炊きください。


このままでは少し固めの仕上がりになりますので、
スイッチが切れたら、よくほぐし、2~3分後再度炊飯してください。

(少し硬めに炊き上がったと思われたら、お湯をご飯にふりかけ、2~3分後再スイッチを入れてください。)

この少しの手間をかけるだけで、今までとは随分違って美味しく炊けますので、
ぜひお試しください。


それでも、食べにくいと思われたら、
玄米粥なんかはいかがでしょう。


下準備は上記通りですが、
土鍋にタップリの水でコトコト炊きます。

どうしてもちょっと水っぽい仕上がりになりますので、
梅干なんかをちぎって入れれば、
風味豊かな梅干粥の出来上がり。


以前、
ある炊飯器メーカーのかたに
話をお伺いしたときのことです。

5合炊きの炊飯器で、
1合から炊けると、説明書には書いてありますけど、
本来、1合では美味しく炊けないはず。

こう書かれていると、
1合を炊かれたとき、
下手な炊け方をしたら、
米が悪いんじゃないかと思われがちなんですよ。

米屋からすると、
この説明文を変えていただくことはできないもんですかねぇ。


確かに、5合炊きでは3合から4合が適量です。

だから、炊けるとは書いてありますが、
どこにも「美味しく炊ける」とは書いてません。

なんだそうですよ。



米屋でも、結構食味ランキングを参考に、
お米を選ばれる方もあるようですが、

毎年、
米の食味ランキングで確実に特Aを受賞する方法があります。

賄賂?

いいえ、正々堂々受賞しているんですが、
最初から食味の良い米かどうかわかっていれば、
それを食味試験に出せばいいだけのこと。

同じ地域の、同じ人の田んぼでも、
案外食味のばらつきがあるもんで、
刈り取って、袋詰めにしてしまえば、
混ざってしまって区別できなくなります。

ところが、ある産地では、
刈り取る前から、田んぼのどの辺りの米が美味いか、
わかっているところがあります。

どういうことかというと、
稲の葉の色によって、
米の出来がおおよそ判断できるんですが、
わずかな違いなんで、下から見たんでは見分けられない。

そこで、衛星からの赤外線写真でパッシャと撮ると、
あら不思議、
はっきりくっきり、判別ができてしまうんですね。

じゃあ、その部分だけ刈り取って食味試験に出せば、
間違いなく特Aになります。

こんなことのできる産地は、
ごくごく限られていますが、
そこの米が全量美味いかと言うと、
やはり、「?」

食味ランキングはあくまでも目安で、
去年良かったからといって、
今年も良いという保障はありません。

同じようなものに、
「米・食味分析鑑定コンクール」 というのも、
毎年開かれていますが、
こちらは、個人参加で食味の優劣を競うコンテスト。

穀物検定協会の食味ランキング と比較してみてみると、
産地や、品種に随分違いがあるんで、
興味のある方はご覧ください。