これは私が経験した不思議なお話です。

私がまだ高校生のとある日、部活が終わり部室にある扇風機で後輩と涼んでいました。(運動部です)

男女混合の部活でうちの部には後輩が男子3人しかいなかったので、普通に先輩と後輩で男女関係なく仲良しで夏はよく扇風機の前で後輩と雑談していました。

その日もいつものように1人の後輩と雑談していました。

この雑談している後輩を後輩Aとしましょう。

後輩Aと話していると、もう1人後輩が扇風機に向かって来ているのが見えました。

この向かってきてる後輩を後輩Bとします。

何やらすごく上機嫌な顔でこちらに向かってたので「何かいいことでもあったのかも」と後輩Aと一緒に後輩Bを待っていました。

後輩Bは笑顔で「せんぱーい!」と手を振りながら走って来て、到着したと思ったらそこで、なんと、


「俺、今日ノーブラなんです!」おねがい⬅️(こんな顔)


と至近距離なのにめちゃくちゃ大きな声で嬉しそうに言われました。

(????)ン?

何を言われたか理解出来ませんでした。

なんて??と思わず聞き返したらまた満面の笑みで


「俺、今日ノーブラなんです!」おねがい⬅️(こんな顔)


この後輩Bは身長が180cm越えていてとても高身長で、部活で鍛えられていることからスタイルもよく、頭は少し残念だけど小顔でイケメンな可愛い後輩でした。そのはずでした。

部活終わりに何を笑顔で叫んでるんだと

後輩Aも訳が分からなかったようで私に目線をおくっていました。

性差別は良くないことはわかっていたので、もしかしたらデリケートな問題かもと思いおそるおそる

「いつもつけてるの??」

と聞くと、私の心配など気づいてもない様子で


「はい!!」


と、めちゃくちゃいい返事をされました。

ますます意味が分からなくなり後輩Aと顔を見合わせてました。

理解しようとする私たちなど気にせず後輩Bは


「ほら!俺今日乳首透けてるでしょう!」


とワイシャツを抑えて乳首の場所をアピールしだしました。

(なんやねん)

と率直な感想が浮かびました。

後輩Bは満足したようにノーブラの話が終わるとダッシュでどこかに消えていきました。

後々問い詰めても奴は笑うだけで話になりません。

結局あのアホは何が言いたかったのでしょうか。

ただの変態なのでしょうか。

あの発言で後輩Aへの接し方がわからなくなり、

真相は謎に包まれたまま闇に消えていったのでした