主治医の精神科医から言われたこと。
「10年、お客様のダメージを引き受けて守ってきた…傷だらけ。そんな生傷にはちょっとした刺激でもすごく痛いはずです」
ストレス因が仕事だとはっきりしていた私が、
さいきん、
「切符を落とした」とか、
「スマホ決済ができなかった」とか、
アホらしい事までもが刺激になり、混乱して頭が真っ白になり、もうただ、
「家に帰る」
という、パソコンの再起動かスリープか、みたいな状態になって衝動的に動く事が出てきた、という困り事に対して先生が言った言葉。
私、10年間、頑張ってきたって事でいいんかな。
そろそろ認めていいんかな。
って思いはじめようとしている。
私の事をよく知る人たちは、だいたい同じような言葉を言ってくれる。
「頑張り過ぎ」「真面目過ぎ」「何にもせず寝ろ」
「とにかく遊べ」「食べろ」
でも、私は自分の仕事に満足した事がなく、依頼者に申し訳ない気持ちになる事ばかりだった。
だから、10年頑張ってきた、という実感が湧かない。
ただ、もう先生までそのようにおっしゃるんだから、そろそろ認めてあげて良いのかもしれないな。
脳が多動で、共感性強過ぎて、
過敏で、計算が壊滅的に苦手で。
そんな変な特性携えて、よくもまあ、10年続けてきたなぁ。
そうやって無理にでも自分を認めて、
休む事を正当化する努力をする。
そんな日々。