上海万博が開幕してから、並行して1970年の大阪万博を振り返る番組や企画をよく見かけるようになりました。先日も、NHKでそのころの映像を集めて解説をしている番組が流れていて、親や親戚と一緒にわいわい眺めていました。
集団が生み出すパワーというのはすごい。
加えて、集団が生み出す「喜」のパワーはもっとすごい。
どうしてそう思ったかというと、開場してから駆け込んでくる人たちの顔がもう満面「喜」で溢れていて、画面上からもその空気がこちらに流れ込んでくるほどだったから。
一人で「喜」よりもみんなで「喜」のほうが、倍増を超えて「喜」が累乗されていくのを実感しました。なかなか普段の生活であの表情って出てこない。
以前、長居の競技場で世界陸上を見たときも集団の「喜」を体感しました。ちょうど朝原選手が短距離を走る日で、集まった数万人がみんなそこに注視している。一人でテレビで見ていてもワクワクしたと思うのですが、その場で大勢の人とワクワクを共有するのが醍醐味。
▲このキャパに数万人、みんな同じところを見るワクワクのちょっと前
あの空気は、なかなか自分だけでは作り出せない貴重なものでした。
今度は６月にワールドカップがありますね。2002年のときにも職場全体が熱気に包まれていました。現場だけでなく、みんなが同じ空気に浸れる場があると「喜」も同じように増幅していく。
Visaがワールドカップのパブリックビューイング招待のキャンペーンをしているのを見て、ちょっとその「高まり」を思い出しました。
「Visa 2010 FIFA ワールドカップ応援キャンペーン」サイト
運が良ければ南アフリカの現地での応援ツアーにもいけるらしい^^
このビューイング以外でも、いろんなパブとか公共スペースで盛り上がるんだろうなあ。上海万博は中国ですが、ワールドカップは日本でも「喜」のおすそ分けがもらえそうです。
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