週刊文春の書評に出ていて、珍しくうちの父が「読みたい」と赤マルをつけていた漫画。父も技術系の人なので響くところがあるみたいです。
シブすぎ技術に男泣き!
本屋の目立つところにあったので、親より先に買って読んでしまいました。
最初はシブい技術を持った企業訪問、後半は作者のエンジニア経験を振り返る内容。画風が独特なのでアマゾンのレビューでは「読みにくい」と書いている人もいましたが、私は一つの「味」だと思って展開も絵柄も楽しみました。
今もものづくり系の会社で働いているので、職人気質の技術者さんの様子はちょっと分かります 頑固だったり偏屈だったりするけれど、技術については妥協を許さない。
まああまりに妥協しなさ過ぎて技術がてんこ盛り、みたいなときもあるんですけど。
徹夜したり、エラーを解消するための実験や検査をくり返したり、ヤスリがけに明け暮れたり。
作業はいわゆる効率化とは対極の場所にいますが「この回路をこの大きさのパッケージに詰め込む!」とか「エラーを人力でなく自動化してはじく!」という、その機械を使う人の効率化(本の中の言葉なら「思いやり」?)を目的とした仕事がほとんど。
中小企業の技術者が日本を支えている、という話に納得する一冊です。技術系でない人にもおすすめ。
シブすぎ技術に男泣き!
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