丘村奈央子@15分早く帰れるオフィス仕事術です。→うちの本業はこちら
うちのお風呂は追い焚き機能がついていません。湯を張るには、ひたすらお湯を出し続けるしかありません。前はまだ勢いよかったのですが、最近はひねってもあまり水量が増えません。準備してからお湯がたまるまで30分くらいかかります。
ちょっと前はその時間がとてもイライラするものでした。15分くらいで出来ていたのに30分も。でも最近は元から「30分かかるものだから」と思えるようになって、イライラせずに、空いた30分で出来ることをするようになりました。
実は、時間にイライラしてしまうのは、予想外にかかってしまうとき。1日でやってくれると思ったら、2日かかった。5分で来ると言われたのに8分かかった。期待を裏切られると人はカチンときます。それを防ぐにはどうすればいいか。
まず、自分の予想時間の精度を上げること。仕事ならその業務を自分でやってどれくらいかかるか、あの人ならどれくらいかかるか、読み切るための情報を集めます。誰かが出張するからこの作業はここで少し止まるな、とか、前も苦手そうだったから多めに見積もっておこう、とか。
読んだ時間と実際にかかる時間の差異が小さいほど、イライラはなくなります。
一年かかりそう、とあらかじめ認識していることは、1時間や1日の単位ではイライラしません。30分かかると認識していることは、途中の10分目や20分目にイライラすることなく、有効な別のことをしています。時間に関するイライラの原因は、決して「長さ」ではないんです。それに気付くと楽になります。