母は一昨年の11月他界しました
  私も還暦を過ぎ、徐々に消えゆく記憶・・・
           母の思い出をブログアップします



私は高校生活3年間
 「新聞配達」のアルバイトをして
    両親の家計の助けになると・・・
       3年間やり遂げました

 雨風の中、雪の日も
   私の人生の中で唯一自慢できる事です

     2年生からは新聞社の奨学金制度を利用し
       学費については家計に負担かけませでした
         卒業まで続ければ、返済免除されました

  バイト料は・・・
    始めた時は6000円
      当時の高校生にとっては大金?
        変なふざけた遊びをしなければ
          月1000円もあれば充分
            残りはコツコツと貯金
              徐々にバイト料も上がり
                一日も休まず働いたので時々ボーナスも・・・
                  無駄遣いもせず貯まった貯金は
                    40万円を超えていたと思います

就職で上京する時 母が私に・・・
 「バイトで貯めた 貯金通帳はおいていけ・・・
    東京で悪い遊びを覚えると無くなってしまう」
      ・・・と言って取り上げられました
        入社2.3年は仕事を覚えなくてはならず
          浪費するつもりは無かったですが・・・

 母は私の貯金を利率の良い
   定期に組み替え運用してくれました
     この時の金利は良かったようです
      (今では考えられない・・・)知らない間に倍近く???

         東京で10年も経つとバイト料のことは忘れていました

結婚が決まり
  新婚旅行の事を考え始めた時
    母から100万円頂きました

 母は・・・
   「おまえの預けたバイト代が倍になった・・・
         ヨーロッパにでも行ってこい」と言って
             チョット増額して渡してくれました




このお金で新婚旅行は・・・
  ギリシャとフランスに行くことが出来ました



今から40年位前の
  母への感謝と懐かしい思い出です