本日キオクシア【285A】がストップ高に急騰した。9月に入ってバブルだったのがひと段落していたが、本日複数の材料が出た事で、一気にイナゴタワーした。日経新聞とレーティング変更(目標株価アップ)だ。
一つ目は、日経新聞電子版が明け方に煽り記事を出した事だ。
> 2027年をめどに、データ読み出し速度を従来比100倍近くに高めたSSDを製品化する。
> 生成AI(人工知能)の演算を担うサーバー向けに米半導体大手エヌビディアと協力して開発する。
キオクシアが性能100倍SSDは、9月上旬に既に日経クロステックが報じていたネタで、新鮮味はないはずだが、それでも「エヌビディアと協力して」という文言が、イナゴ共を強烈に引き付けたのだろうか?
もう一つは、日興証券が目標株価を2000円→4800円に大幅に引き上げた事だ。前日の時点で既に4800円近い株価だったので、日興が乗り遅れてるだけだろ?
レーティング変更も、既出のニュースも、単品では株価急騰させる力は弱いが、それが重なった事。加えて9月上旬の急騰で空売り増加=急騰によるパニック買い戻し(いわゆる踏み上げ)が起きて、3つの複合技でストップ高へと駆け上がったようだ。
いずれにせよ、半導体株はバブルの真っただ中。煽り記事がガンガン出てくるので、空売りすると焼け死ぬことになるね・・・。
