今も残る古くからの因習、女性性器切除のお話です。
アフリカのとある村。
あるおうちに女の子が4人駆け込んで来ます。
「おばちゃん!助けて!」
その家の第二夫人であるコレさんは
すがりついてくるその子たちを
いったんは追い払おうとしますが・・・。
「守ってください」と言われます。
これを言われた人は言った人を保護しなければなりません。
このことを『モーラーデ』と言います。
海賊の『パーレイ』みたいなもんです。
コレさんは「ヨッシャ!守ったるさかいうちから出たらアカンで」と言い
戦いが始まります。
実はこの4人の女の子たち、
『お清め』を嫌って逃げてきたのです。
『お清め』とは『女性性器切除』のことです。
女の子たちは口々に言います。
「おねえちゃんはお清めで死んじゃったの」
「おばちゃんは娘のアムサトゥにお清めしてないんでしょ?
「お清めしないとお嫁さんになれないの?」
村にはラジオがあり、みんな情報は知っています。
お清めもアカンのんちゃうかな~?と思ってる人はいても
口に出す人はいません。
コレさん家に圧力がかかりますが
コレさんと第一夫人は力を合わせて追っ払い続けます。
アムサトゥはお清めをしていないので『ビラコロ』です。
男でも女でも割礼を受けてない人を『ビラコロ』と言います。
村長はパリ帰りの息子とアムサトゥの結婚を許しません。
コレさんのご主人は実兄に
「妻の言いなりとは情けないヤツ」と言われ
コレさんをムチ打ちます。
そんなこんなの『モーラーデ』が終わる頃・・・・。
逃げてきた4人の中でいちばん小さな女の子が
お母さんに連れて行かれます。
いやがって泣き叫ぶ女の子は
『お清め』をされ、亡くなります。
村の女たちは集まって
嘆き続ける母親を囲みながら考えます。
若いお母さんが進み出て
「みんな証人になってね。私の娘をあげる」
と泣き続ける母親に赤ちゃんを手渡します。
村中のラジオが焼かれ、
男たちとお清め師たちが集まる所へ
女たちがやってきます。
先頭にはもらったばかりの赤ちゃんを抱いた母親。
その子を掲げると
「この子は絶対に『お清め』はしない!」と宣言します。
DVDに吹き替えがないので字幕なんですけど
しゃべってはるのに字がでないところがあって
微妙にイラ~っときますた・・・。
でも、字幕のおかげで
みんなが「やった~!やった~!」(←字幕ね)っと
気勢を上げているところで
「わっさ~!わっさ~!」と言う現地の言葉を聞き
アフリカの言葉も日本の言葉も似てんじゃね~の~と
お勉強になりますた。
そして、なんか泣けました。