【タイトル】仮面山荘殺人事件
【作者】東野圭吾
●1958年大阪府出身
●大阪府立大学電子工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍らミステリーを執筆。
『ガリレオシリーズ』『加賀恭一郎シリーズ』を初め有名作超多数。日本を代表する作家。

【書評】
8人の男女が集まる山荘に、逃亡中の銀行強盗が侵入した。
外部との連絡を断たれた8人は脱出を試みるが、ことごとく失敗に終わる。
恐怖と緊張が高まる中、ついに一人が殺される。だが状況から考えて犯人は強盗たちではありえなかった。
7人の男女は互いに疑心暗鬼にかられ、パニックに陥っていった…。

以上があらすじです。

とにかく緊張感が凄く、壮絶です。
東野圭吾さんの作品は物語の展開は様々でも緊張感が凄い作品ばかりですが、この作品は監禁状態というシチュエーションもあり、特にスリリングだと思います。
そして終盤のどんでん返しは本当にびっくりさせられました。
読了後はしばらく放心状態。

286ページと割と短めの作品で、東野圭吾さんの作品共通の読みやすさ。すべての読書家におすすめですが、一気読みしたい方には特にいいと思います。