素人なのですが自分なりに考察をまとめてみました。(ネタバレ有り!)

①プールの場面で蜘蛛が蝶を取り殺す描写普通に考えれば蜘蛛=レゼ、蝶=デンジ、 となり魔性の女レゼがデンジを殺そうとする事のメタファーに思われます。

しかし、「ぐるぐる巻き」になった蝶を見て何かを思い出しませんか?それはチェンソーマンに「ぐるぐる巻き」にされて海に落ちたレゼです。これだけでは根拠が弱いので…

この映画のポスターでもレゼがツタに「ぐるぐる巻き」にされているんです!

そう、この事から蜘蛛=デンジ、蝶=レゼとなるんです。そうすると蜘蛛の描写が表すのはレゼの心があの時点でデンジに奪われていたことです。


②レゼが舌を噛み切った理由

花火のシーンでレゼはデンジに「私の他に好きな人いるでしょ?」と問います。そしてその後口づけをし、デンジの舌を噛み切ってしまいました。


画像は漫画より

ここから殺しにかかる開戦のゴングや自分を最優先にしないデンジへの怒りのようにも見えますが、①の考察を踏まえるとレゼの意図が他に浮かび上がります。

レゼは好きな人が自分以外を好いているなんで聞きたくなかった。だから舌を噛み切る事で喋れなくした。(舌を噛み切ったのはやっぱりチェンソーマンだなと言ったところですが。)

レゼにとってデンジとの関係は「ターゲット」からそんな「普通」の女の子としての「恋」に変わっていたのだ。


僕の解釈だとレゼは結構早い段階からデンジに恋していて純愛ボーイミーツガールな映画だったと感じました。書ききれてないことも多いんですけど今日はもう寝ます。読んでいただいてありがとうございました!