母のバッグは

ハイブランドでは無いけれど

そこそこのモノを持っていて

 

 

冠婚葬祭用から

旅行用、普段使い用など…

 

デザイン、サイズ様々

そして数も…

 

 

 

それでもって母が

私を呼び出し

バッグの処分を依頼してきたんです

 

 

 

手元に残すバッグは

病院に行く時に持って行くバッグ

1泊旅行程度の

荷物が入る軽めのバッグのみ

 

 

「あなたが使う、捨てる、寄付、売る、

その分別は適当にヨロシクね♪」と

 

 

 

 

 

 

バッグの処分を決めたのは

がんの再発が分かった

つい先日の事

 

 

術後1年で再発が分かり

他への転移も分かり

 

何もしなければ

余命数か月の宣告

 

 

 

 

母は

何もしないのは嫌だからと

強めの抗がん剤治療を決めました

 

 

脱毛必至の抗がん剤治療

 

もう、これまでの様な外出は難しいと

悟った(諦めた)証が

 

バッグの処分なのでしょう

 

 

 

 

 

私が母のバッグを持ち去った後

母は

懇意にしている大工さんを呼んで

 

バッグが収納されていた箪笥を

壊して処分してもらっていました