匂い草
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’ 追憶のひと’ 〜紫苑に寄せて——生け花詩8( 2009.08.24を推敲 )






ひっそりと咲き初め
風に揺れながら 佇む君

ふたつ咲き三つ咲き
雨に塗れ しな垂れる君

移ろう時の流れ 漂わせ
夏の終り 偲ぶ秋へと誘う君

君の可憐さ 静けさ 大人っぽく
振り向きながら叙情詠い
淡いパープルに心染める花園

いつしか優しく抱擁し尽くされ
つややかな幻想の夢の中
そんな君の包容力に見守られていた

——そうだ 僕は君を知らなさ過ぎた
君の本当の心の深さに気付けなかった
頼りない野草の小娘にしか映らなかった

夏の砂浜をパープルに塗った君
また幾度目かの秋が巡り 振り返れば
染まる追憶の中で 今も僕を抱き寄せる



’ 可憐なオフェリアのように ’——生け花詩7( 2013.08.16を推敲 )



$匂い草-白ダリア葉もの



うるわしき魔法の言葉 口ずさみ
甘く香る乙女の花 手折りなん
めくるめく愛のさざ波 胸に抱き寄せて

——清らかな流れと共に オフェリア
今にも生き返り 濡れた紅の唇に
つややかな歌声ささやかんと

しなやかな手を差し伸べ 
最後の一輪 握りしめ
その瞳に映す 澄んだ空の水鏡

——浮世の悩ましさに気が触れて
一途な愛の深みへと飛び込んだ
可愛いあなたの 希望の姿態

冷んやりと藻に洗われて
進みゆく肉体の重々しさ
身に纏うドレス巻きついて

——尽きぬ情念と共に オフェリア
白き涼やかな岸辺に身を委ね
想い出の色 溶かしゆく

ふくよかな胸 水面に浮き上がり
可憐な愛の華ひらく
若き純愛 切なくほとばしる




’ あなただけの夏の勲章 ’ —— 生け花詩6 ( 2013.08.03を推敲 )



$匂い草-ゴッホの向日葵


わたしは好き 吹き抜ける風の匂いが
遥か遠い世界まで心が広がるよう

胸元にはブーケ 幸せの香り芳しく
生命の木 逞しく空に踊り出る

幾度と雨風に打たれても起き上がり
いま飛び抜けて背高く見晴るかす絶景よ

夏の太陽は わたしの憧れ
みな孤高のプライド謳歌して
満ち足りる 至高の愛
われら種族のテレパシー駆け巡る

大きな瞳に 感度豊かなアンテナ張り巡らせ
180度太陽エネルギー吸い込んで
とっぷり日が暮れ落ちる瞬間まで
頬を小麦色に染めて ゴールドに輝くのよ

その名を知らぬ者は無い
高く聳える 気高き向日葵
その勲章を わたしも胸に刻みたい
誰と比べることも無い わたしだけの生命の讃歌




’ ささやかな誇り ’ —— 生け花詩5(2013.07.12を推敲)



$匂い草-黄ユリ紅花


美しい面影に惹かれて
辿りくれば 柔らかく射す光 
照らし出す ふたりのシルエット 

振り返ると涙ばかりだから
想い迷うと辛いばかりだから
今ここに見つけよう 心の古里

やさしい野花の恵み溢れ
清流にひっそり寄りそう生命
緑なす八重の葉叢から
やさしく燃え上がる恋

柔らかい風に満ちてくる
美しい自然の香り
見つめあう恋人たちと
見守る木々の気高さよ

響きあう誠の言葉と想い 
真実を語るものだけがシンクロしあう

今を生きる花の香りだけが
わたしたちの心を励まし鼓舞する

ささやかな祈りに満ちて
希望という名の花色がこぼれる


’ 紅花ものがたり ’ —— 生け花詩4( 2012.07.15を推敲 )



$匂い草-紅花



——愛しているよ 
生き抜くことこそ愛

梅雨空のとばりに灯る花蛍
風になびいて 揺れるあなたの花粉
弱りし胸に降り注ぐ太陽の匂い

まさぐる手の指 押し広げながら
そっと触れる 柔らかい花房
一斉に あなたの面を覆い尽くす

強い陽射しを吸い取って
熱く愛の色に染まりゆく
蓄え育む 初夏のエネルギー

黄から朱赤へと 熟成し移りゆく
逞しい花色に込められた命のドラマ
生きて生きて どこまでも

愛の色は 古代エジプトから
色彩の悦びはギリシャから変わらない
花の色香に包まれる掛け替えのない幸せ

その季節に合った爽やかな香りこそ
最も優れた肉体への癒しの薬
底はかとない自然の摂理は神秘の驚き

——青い空に 紅の花房揺れむれて
ただ見詰めながら 永久にと微笑む花なりし


‘ 夢のなかで笑っていた君は ’ —— 生け花詩3( 2009.05.01を推敲 )


つれずれぐさ



香り立つ美しさで ぼくに寄り添い
隣りの席で ぼくの話に相づちをうち
溢れんばかりのうれしそうな顔

君の笑い声が車のなかに響き
ぼくの上気した声もハモって
ふたりで懐メロを歌ったね

——夢のなかの君は 一体だれ?!
確かに感じる懐かしいひとなのに
なぜか思いだせない 遣る瀬なさ

ぼくを凝視める信頼のまなざしは
どこかで深く通じ合ったような

——’幼なじみの思い出は~青いレモンの味がする~’
観光バスの中でマイク取りあい歌ったよ
マドンナだった君は今ごろどうしているだろう
ひとり想っていただけの憧れのひと

ーーもしや夢の中に現れたのは
同じように歳を重ねた君だったのかい
囁く声がぼくの深い心にエコーする

ああ胸を打つ 此れは遠い古里の匂い 
屈託なく笑っていた あどけない君の姿
どうかまた夢の中で会いにきておくれ

——もう還らない愛しい若き日の夢
ゆるぎなく輝く まごころの世界 




庭のクレマチスと山法師


曇り空に映えて^




ヤマボウシの木にクレマチス二種が絡まってます~
クレマチスは葉が小さくまばらなので、うまく共存^

少し梅雨っぽくなってきましたネ~
入れ替わり立ち替わり季節の花が咲いてます^

今年は何だか気ぜわしいですネ




足利フラワーパーク(4月25日)その2


八重藤はぶどうの房の様^おいしそう^













今年はまた開花が早く、ほぼ満開に近い状態で(開花状況に応じて入園料が変わるのヨ
ちなみに25日は確か1600円でした)
白藤と黄花藤のトンネルは、まだまだこれから!
また来たいものデス~

足利フラワーパーク(4月25日午後曇り)


乗り鉄で小山、富田からエッチラオッチラ~
お初です^^


  うす紅藤の棚



  大藤



  白紫藤


  うす紅藤のアーチと白藤 



  大藤とツツジと白藤 


辺り一面あまい香りでムンムン^^蜜蜂ブンブン^^
あんまり綺麗で、どう撮って良いのやら~
藤ソフト頬ばり実質2時間~もう少し時間あればナ~


‘ 春の再会 ’ —— 生け花詩2( 2014.2.11を推敲 )



青文字フリージャ


愛しい面影 ふいに現れ
甘い君の香りが突き抜けた
夢のように巡りきて そよぐ風

心にささやく 愛の告白?
なんの仕掛けも媚びもなく
濡れた君の唇が誘いかける

——北国の深い湖の底に
埋もれた 翠のマリモ 
波に揺られ 磨かれ膨らむ命

あの日 初めて出逢った心の秘密を
思わず言葉にした刹那 
からだ駆け巡った湧き立つ焔

あの時と まるで同じ艶やかさ
吹き出す芽吹きの鼓動が
君のふくよかな胸を包みこむ 

愛し いとしと呟く声は 
ふたたび時めく春の出逢い
伸びやかに 愛の血潮からませて

匂いたつ君のからだが揺れる
芳しき思い出のランデヴー
燃える想い はるけき空に放ちゆく



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