【原画展】画業50年の歩み 黒井健 絵本原画展 | 野球と映画、ときどき…

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画業50年の歩み 黒井健 絵本原画展
2024・8・10 姫路文学館

私の世代のママ友にはお馴染み

ママと幼児の心をがっちり掴む。

優しい絵を見るだけで涙が溢れてくる。

ウチの息子たちは黒井さんの絵本に

とてもお世話になりました。

 

入館料800円、交通費は片道2倍

大阪で開催してくれるなら待ちますけど

今のところ、その予定は無いそうです。

えいっ!夏の思い出じゃ!と思い切って

お金も時間もかけて姫路まで向かいました。


はるばる姫路まで行った甲斐が、ありました。

絵本原画展の良さは実際に絵を近くで見て

作り手の熱や思いを直接感じられることです。

画業50年、童話の挿絵から旅の風景画まで

黒井健さんの丁寧な仕事を見て参りました。。


未就学児には子犬が主人公の「ころわん」シリーズ

大人には「ごんぎつね」「手ぶくろを買いに」が

おススメです。

教科書ほど物語を端折っていない。

新美南吉さんの自然と人間の共生というテーマに

黒井健さんの挿絵がそっと寄り添います。

作者の世界観を見事に表現しています。


宮沢賢治のイーハトーブや

ミシシッピー川の夕陽など

空、雲、山の緑

自然の色鮮やかさに目が喜んでいます。

文章を添えていなくても

絵から詩が浮かび上がり

美しい旋律が聴こえてくるような

とても贅沢な時間を過ごしました。


私がまだ手にしていない絵本も多数ありました。

時間を作って少しずつ読んでいきます。

楽しみが、またひとつ増えました。