【本】『平澤興語録 生きよう今日も喜んで』 | 野球と映画、ときどき…

野球と映画、ときどき…

野球中心にスポーツ観戦が大好きです

ただ、映画鑑賞は私のライフワーク

吹奏楽、美術鑑賞、舞台鑑賞そして猫

好奇心のおもむくまま「おきらく」に

生活を楽しむをモットーにしています

野球ブログに『本』の話題?

と、思われるかもしれませんが

ソフトバンクホークス甲斐拓也捕手の話題です。

 

私の会社は京セラ創業者の

故・稲盛和夫さんの立ち上げた

「盛和塾」に加盟し

社員全員が雑誌「到知」を読んでいます。

月に一回は指定された記事について

感想文を書いて合評会を行っています。

最初は強制っぽい感じが宗教めいていて

反発していたのですが

そういう機会でもないと

読むことがない雑誌であり記事が多いです。

この雑誌は一般書店で購入できません。

そこで目に触れる方も少なかろうと

ここで取り上げました。

 

大学教授や大企業のトップなど

いわゆる著名人の対談や寄稿が主ですが

たまにスポーツ選手の対談やコラムもあって

そこは関心をもって読んでいます。

 

最新号で甲斐捕手のインタビューが掲載されています。

書物との出会いや愛読書の話題を語っています。

 

WBCの栗山監督もかなりの読書家で

知られています。

栗山さんが日本ハムの監督をされているときに

甲斐捕手が「お勧めの本があれば教えてください」

と栗山さんに直談判した結果

段ボールいっぱいの本が送られてきたそうです。

 

ソフトバンクのコーチをされていた

達川光男さんが甲斐捕手に勧めた本が

タイトルの『生きよう今日も喜んで』です。

 

プロ野球は毎日のように試合があります。

負けて落ち込んでも切り替えて

翌日の試合に備えなければなりません。

 

「仕事は祈りであるということは

自らの最善を尽くして

それ以上は神に祈るという事である」

言い換えるなら

「ここまでやってダメなら仕方ない」

と、思えるかですね。

 

ここは私に響きました。

泣いたり悔んだりしている場合じゃない。

失敗も最善の策を尽くして

リカバリーするしかない。

責任の取り方はその後じゃ。

開き直れました。

 

読書をすれば自分にはない発想に出逢えます。

 

読書の魅力を甲斐捕手は、そう語りました。

野球選手にも読書家が増えましたね。

そうだな。

私も自分の狭い料簡でグジグジ悩むより

数々の書物を手にもって新しい発想を得て

自分を励ましていきたいです。

 

タイムリーかつ、ちょっといい話でした。