イチローさんと小久保裕紀さん | 野球と映画、ときどき…

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先日、「致知」という雑誌の

大阪桐蔭・西谷監督の

話題を取り上げました。

同じ号の別の連載で

前・侍ジャパン代表監督

小久保裕紀さんのインタビュー記事が

掲載されていました。

20代の若者に向けての言葉ですが

その一部を紹介したいと思います。

 

1996年のオールスターで

小久保さんはイチロー選手から

衝撃の言葉を聞きます。

当時、小久保さんは

プロ野球3年目の24歳。

前年に本塁打王を獲得するも

その年は開幕から

不振にあえいでいたそうです。

一方、イチロー選手は当時、22歳。

1996年は3年連続首位打者に挑戦中でした。

 

オールスターの試合前

小久保さんはイチロー選手と外野を

ランニングしながら会話したそうです。

小久保「モチベーションって下がらないの?」

イチロー「小久保さんは数字を残すためだけに

野球をやっているんですか?}

小久保「まぁ、残さないとレギュラーを奪われるし」

イチロー「僕は心の中に磨き上げたい”石”がある。

それを野球を通じて輝かせたい」

カッコイイラブイチロー選手。

22歳でそういうことをサラッと何気なく言えるかな?

 

小久保さんはプロ野球選手の中でも

読書家で知られていますが

読書により野球を通して

人間力を鍛えると決意したのは

このイチロー選手との言葉からだと語りました。

 

そして20代の若者への具体的に2つの提言をしています。

目の前にあること、今やるべきことに対し

自分の持っている力を出し切ることがなにより大切。

確かに若い時しかできないチャレンジはあると思います。

年を重ねると体力的な衰えに加え

余計な知識や経験が入って

かえって自信を失うこともあります。

 

腹は八分目がいいでしょうが

努力は限界まで納得するまで

やった方がいいのは言うまでもありません。

 

最後に小久保さんらしい提言で

「まずやってみる」ということ。

本を読んだり人の話を聞いても

自分には必要ないとか、できないと

ああだ、こうだと考えずに

まずは行動してみること。

失敗しようが、その経験から学べばいいと。

 

賢者は歴史に学ぶ、愚者は経験に学ぶ

という言葉があります。

 

愚者で結構

先に経験が挑戦の邪魔を

することがあると

書きましたが私は基本

「経験は武器」になると

前向きにとらえています。

私はこれからも迷わず

やりたいことに挑戦し続けようと思います。

20代に限らずあらゆる世代に

刺さる話だなと思って

インタビュー記事を読んでいました。