「背水の陣」「安物買いの銭失い」「手相」
「背水の陣」
文字通り、後がない状況だ。
今の自分に残っているのは経験と知力だけ。
ただ、最近、昔に買った洋服、靴が今をときめいかせている。ラルフローレンのスーツ他、トラッドな形の上着に細身のパンツを組み合わせる、何とも色気あり、
靴はこれまた古くに購入したクロッケト他、顔がいい靴が役立っている。
「安物買いの銭失い」
安いスーツはすぐにほころぶ。安い靴はすぐに型崩れし、足が疲れる。
いい物だけを手にいれようと思えば懐が火を吹くのは当たり前、だが、いいものを身につけることで、人間は安心感と余裕を持てることが身に染みている。
昔の俺、いつもその気持ちにだったのに、ちょっと道を外れてしまったようだ。
「背水の陣」、自分にあったブランドをもう一度取り戻したい。そのためにこの事態を好転すべく全神経を注ぐのだ。
「手相」
手相、両手にますかけを持つ、数少ない手相だ。家康他天下をとった偉人はますかけが多い。俺も必ずしや天下をとってやる。天下とは何か、会社を変えられる絶対の権限を持つこと、つまり社長。大企業の中で生え抜きの社長はいまだかつて居ない。
だから面白い、そこにたどり着くにはぐだぐだな関係は必要なく、必要とする関係、必要とされる関係に特化する。回り道は十分にした。無駄なことと言われる経験も限りなくやって来た。労力も金も相当に費やした。
すべてが肥やし、前しか見ない。輝かしい未来はすぐそこにある。