木村拓也コーチが亡くなりました。
私は彼のことをほとんど知りませんでした。
名前がキムタクと同じで、愛称も同じだという程度の認識しかありませんでした。
先日、私の家族が東京ドームに献花をしに行ったそうです。
その話を聞いた夜にインターネットで
「木村拓也コーチにたくさんの野球少年が献花」
という記事を読みました。
何も知らない私ですら目頭が熱くなりました。
人の寿命は個人差あるけれど、まだまだ若すぎるということが
やはり無念でなりません。
19歳の友人を事故で失くしたり、
44歳の大好きな叔父を癌で失くしたことも
あるので、若い死をこれ以上存在させたくないと強く思う。
彼はUtility Playerで、複数のポジションをこなす選手であったそうです。
木村コーチの死を惜しんで献花する少年達の姿を見ていたら、
様々な想いが込みあげてきました。
少年達が幼い弟の姿と重なるのも要因ですが。
木村コーチの存在は、たくさんの野球人の希望であったのだと思います。
彼の活躍や努力、結果、道のりが多くの野球少年の道標になっていたのだと思います。
たくさんの込みあげる気持ちをくれたのだと思います。
この記事を読んで、私は自分の道で後世に伝えていきたいということを再確認しました。
木村コーチにだって野球がまだまだ下手っぴな時もあったはず。
まさか彼が将来プロ野球選手になるだなんて誰も思っていなかった時期はあるはず。
誰だって昔は蕾だからそうですよね?
大切なのは
「すき」だという気持ちだと私は思います。
「すき」という気持ちはどんな才能にも勝るのではないでしょうか?
奇跡を起こすのではないでしょうか?
木村コーチの
野球がすきだという気持ちが
少年たちの
なにかを
突き動かしたのではないでしょうか?
私は麻雀が好きです。
「今更またプロ団体に入ってどうするの?」
「プロになって肩書き持つことがそんなに大切?」
そんな質問やアドバイスがたくさん飛んできます。
プロになることが大切なわけではないけれど、
私は麻雀が好きだから
リーグ戦で戦いたいし、
プロしか出場できないタイトル戦にも出場したい。
その気持ちに何の意味があるの?
と聞かれたら納得のいく答えを用意できるかわかりませんが、
私が
麻雀をすきだ
という想いが
なにかを伝染させて派生させていくと私は思います。
この蕾が何を咲かすのかは
わからないけれど、
私にとって麻雀は
特別な存在で、
もはや私という人間を形成している上で
無視できない要素なのです。
理由なんてそんなに意味をなさないと思います。
すきなんです。
すき な気持ちは必ず伝染する。
笑顔をつくる。
とんでもない奇跡を起こす。
だから私は麻雀を打っていきたい。
周りからのいろんな声に迷いが生じていたけれど、
少年達の姿に私は大切なことを教わりました。