映画「イキガミ」を観ました。



★イキガミあらすじ★(ネタバレ無し!)

「国家繁栄維持法」で千人に一人の確率で選ばれた18歳から24歳の若者の命が奪われる世界で、厚生保健省の国家公務員・藤本賢吾(松田翔太)は、死亡予告証、通称“逝紙(イキガミ)”を死亡者に配達する仕事をしていた。しかし、死亡する人間の最期の輝きを目の当たりにした彼は、説明しがたい葛藤(かっとう)に苦しみ始める。

(yahoo!映画より抜粋)



パソコンだけど気持ちは手書き



 人が死を意識したとき、


生がいかに素晴らしいのかを知る。


風邪をひいたとき、病気をしたとき、、


健康のありがたみを感じる。


この物語の中では、犯罪などを減らすため、18歳から24歳までの間に1000人に1人の確立で死ぬカプセルの入ったワクチンを小学校入学と共に国民全員が接種しなくてはならないという法律がある。


そのカプセルが誰に入っているかは国しか知らないことで、


若者はいつ死ぬかもしれないという恐怖から生の素晴らしさ、尊さを感じるということが狙いだ。


 とても不気味なシナリオだった。


いつもなら避けて通るお話。


でも最近、色んなことに視野を向けることが嫌じゃない。


怖い話、可愛そうな話から目をそらすのは実は自分が可愛いだけなんじゃないかな


なんて思うときがあるからです。


 イキガミの中で今までパッとしなかった少年が最期に歌を熱唱するシーンがありました。


「彼の歌が輝いたのは彼が生まれて初めて強く生きたいと思ったからだ。

イキガミ(死亡予告書)が彼の歌を輝かせたのだ」


という台詞があります。


それを素直に頷くことはしたくないけれど、


健康だと、無条件に明日があると、人は怠慢になるように思う。


明日やればいいや とか また今度


なんてきっと無い。


先延ばしいにしたことはだいたいいつまで経っても行動しないことの方が多い気がする。


明日が無いと思って


今日は今日しかないんだと思って生きたいなと思った。


先延ばしってなんか格好悪い。


今を精一杯に生きよう!