当時高校生だった自分はセナが大好きで、二週間に一度のF-1が本当に楽しみでした。
F1中継が始まる前のニュースの中で、セナの事故の事が流れ、F1中継中に、今宮さん、川井さん、三宅アナの三人が経過報告をしながら、サンマリノGPの放送が流れていました。
放送中にニュース速報が流れ、セナが亡くなった事が伝えられました。
本当にショックで、しばらくは何もやる気が起きず、放心状態でした。
92年のモナコGPや93年ヨーロッパGPなど、本当に記憶に残レースが多いです。
セナは信仰心が強く、繊細で、真面目な全てをレースにかける人でした。
ストイックすぎるために、仲間や自分を追い込み、時に衝突を繰り返しながらも妥協せず、自分の信じる道を進んでいました。
ヨーロッパを中心にまわるF1の世界の中で、プロストなどの強力なライバルに真っ向から向かっていく姿は、とても勇気をもらい励まされました。
もっと気楽に走っていたら、もっと楽に楽しくレースが出来たのかもしれませんが、それではきっとセナでは無くなってしまうのでしょう。
セナが亡くなってから、私はF1への興味が一気に薄くなってしまいました。
セナのようなドライバーがまた出て来てほしいですね。
20年たっても、私の中のワールドチャンピオンはアイルトンセナです。