馬鹿阿房考-ばかあほこう
横浜と東京で、学生時代を時代を過ごした。
１-２年生は横浜、東横沿線。
３-４年生は東京、山手線沿線。
かなりまじめな大学生活だった。
で、半年も経つと、ライバルと言うか、同志というか、友人ができた。
生まれも育ちも東京で、先祖代々東京だそうだ。
３代以上続いている家系なので、江戸っ子一族と言っていいだろう。
自宅は、東京のど真ん中、皇居近く、一戸建て。
出身高校は、地方出身者の僕でも知っている名門校。
毎日、朝から晩まで、彼といっしょだった。
２年生ともなると、彼と一緒に飲み歩くようにもなって、青臭い議論を、朝まで闘わせていたもんだ。
で、東京の彼は、よく僕に言った・・
「○○（←僕の本名）は、『バカ』だなあ、なんでそれが・・・こうなるんだよおお」
で、関西出身の僕は、よく彼に言った・・
「●●（←彼の名前）、『アホ』ちゃう、おまえ。あかんあかん、そんなん認めへんで、おれは・・」
ある時、確か、４年生の時だったと思う、、
「あのさ、○○（←僕の本名）、その「アホ」を連呼するのはやめてくれないか・・」
「けっこう傷つく・・」
僕：「・・」
で、続けて、僕も、ハッと思う事あり、彼に言った・・
僕：「たぶん、おんなじ理由やと思うで、、おまえの、その「バカ」っていうの、やめてくれる、関西では、「バカ」って言われたら、「バカ」にか行の「カ」が入るし（←意味不明・・）、けっこう傷つくで」
「で、「アホ」やけど、アホは関西では挨拶代わりや・・」
う~んん。。
東京と関西における、「アホ」と「バカ」の、用法上の違いと、受けるダメージの違いと、、、、
ちゃんちゃん。。
ところで、関東では、大学の学年は『年生』、関西では、『回生』。
東大のスクールカラーは水色、京大のスクールカラーはネイビー。
水色とネイビー。東大と京大。
実は、イギリスの、ライバルどうしで有名な、オックスフォードとケンブリッジのスクールカラーなんですよ~