言葉を育てる6つの柱


①手先への働きかけ

  重要なのはⅰ.感覚、 ⅱ.運動、 ⅲ.言葉

  手先へ積極的に刺激を加え、感覚機能に働きかけること。

  指先は「第二の脳」・・・指先でつまむ遊び、ピアノの遊び弾き、鉛筆で線を引く、ハサミを使わせる。



②言葉がけ

  やさしい言葉に愛情を添えて、豊かにたくさんの言葉をかけてあげること。

  子どもの立場になって語りかけることで、親子の一体感が得られ、愛情に伝わっていきます。

  ものの名前を教えるときは、その名前は毎日同じ順序で、1つひとつ、丁寧に正しく教えていきます。

  はっきりした発音で朝、昼、晩3回同じことを繰り返し言ってきかせます。

  小さい子どもは、同じことを習慣化して教えることで、知的に成長していきます。

  プラスの言葉がけをどんどん増やしていく。



③絵カード

  1枚0.5~0.6秒の大量高速フラッシュで、「ひと目で覚える右脳記憶」を育て始めます。

  フラッシュするだけでなく、カード取りをしたり、カードと実物をマッチングしてみせることもよい。

  右脳の無意識にインプットするカードフラッシュと、左脳でゆっくり理解して、ていねいに言葉を教えていく両面で進めていくことが、言葉を育てる最良の方法。

  充分な入力がなされたとい思う時点では、カードを1枚1枚すばやく見せながらその単語を言わせていきましょう。

  最後の段階で、その単語を書かせることをしていくと、相当の言葉の能力が育っていきます。  



④絵本読み

  「1歳の子どもには、2歳に話しかけるように、2歳の子どもには、6歳に話しかけるようにしなさい」(ジャンパウル)

  おすすめは「童話」

  大きくなると「伝記」

  七田式教育の最終目的は『子どもが志の心を持って、社会のために役立つ存在として生きていく力をつけること』

  子どもの志、行動力を育てるには、まず子どもの心に成功の火を灯しましょう。その方法の1つが「伝記」を読んであげること。

  



⑤「文字」を教える

   ①部屋の壁に「あいうえお」を貼る

   ②1日1文字、紙に大きく書いて壁やトイレに貼る

   ③「と(戸)、て(手)、め(目)」など1文字で意味のある文字から教える

   ④自分の家族の名前から教える

   ⑤ひらかなカードをフラッシュする

   ⑥興味のあるものの名前から教える

  平仮名の入力がある程度行えたら、ひらがなカードを使って「カルタとり」をしてみる。

  子どもの理解の段階は「とらせる、えらばせる」→「言わせる」→「書かせる」
    (我が家で実行できているのは⑤と②(ただし、1週間に1文字。)のみ。(-_-;))


⑥「書き(プリント)」の取り組み

   プリント学習の目的は、今までおぼえたことの「おさえ」として知識を定着させること。

   どんどん前進するより、ペースが遅くても2歩進んで1歩下がるほうが、子どもの能力の向上につながる。