一年で最も暑い大暑、今年は特に連日猛暑が続いています。
先日東京では4年ぶりに隅田川花火大会が開催されました。
毎年7月の最終土曜日に行われてきた隅田川花火大会ですが、その起源は享保八年(1733年)、八代将軍徳川吉宗が前年の大飢饉や疫病の死者を弔うために水神祭を行った時に両国橋周辺の料理屋が公許(許可)により花火を上げたことが「両国の川開き」の由来とされています(隅田川花火大会公式HPより)。
この時期、暑い体を冷やすためつい冷たい飲食物を摂りすぎてしまい胃腸が弱るといった経験はありませんか。
先日は夏風邪から弱った胃腸にウイルスが入り酷い胃腸炎になられた患者さんが来られました。
施術と合わせてご自宅で足湯や棒灸をしっかり行っていただくよう生活アドバイスさせていただきました。
自己治癒力が高まり改善がより早くなります。
以前もブログでご紹介しましたが(緑豆でデトックスと夏バテ防止)、余った熱を体外に出してくれる食材でこの時期お勧めなのは緑豆です。夏の健康法(養生法)としてぜひ取り入れてみて下さい。
緑豆は中医学の分類では性味は甘平、清熱解毒や清暑利水といった効能があります。
諸熱を下げて百読を解く(毒物や熱性薬の誤飲、草木や菌類などの毒にも対応できる)というすごい薬効のある豆なのです。
昼間の暑さは夜になってもなかなか収まりません。
特に熱帯夜はぜひ緑豆スープを飲んで寝苦しい夜を乗り切りましょう。
お勧めの作り方:
緑豆とハト麦各大匙2を軽く水洗いし鍋に入れます。たっぷりの水を加え、火にかけて沸騰したら弱火でコトコト、具が柔らかくなるまで煮たらお好みの量の氷砂糖を加えて出来上がり。
温かいまま、または常温で食べて下さい。ほかの薬食同源の食材を入れてもOKです。
(担当:高島)