穀雨に入り気温が高くなってきたせいか、事務所の観葉植物が急成長しています。
今日は伸びてきた枝を支えるため支柱を立て、数か所を柔らかい針金で留めました。
植物のツルを留める専用の針金も売ってもいますが、家電を買ったときなどについてくる針金でも十分に役に立ちます。
普段は気にせず捨ててしまう物ですが、こんな時のために王先生がきれいにまとめて道具箱に入れておいてくれた針金が今日役に立ちました!
物を大事にすることによる「こころ」の修行実践例になりました。
観葉植物の支柱を立てながら王先生から教えてもらった中国の成語を皆さんに共有します。
「人尽其才、物尽其用」
王先生の解釈:人はその才能を十分に発揮させるべき、物はその効用(役目)を十分に果たすべきだ
人にも物にも他とは違うそれぞれの才能や役割があり、それを活かしきらなければもったいない!
すぐに役立つとは限らないが、いざという時にその物自身の価値以上に活かすことができる、という意味です。
自分の才能が何なのか、何が得意なのか、わからない人は意外に多いと思います。
できないという思い込みや固定観念を捨ててチャレンジしてみることで新たな自分を発見できるかもしれません。
それこそ才能を十分に活(生)かすことだと思います。
使わない物を箪笥や引き出しにしまったままにして使わないでいるよりはその物を生かせる場所で役割を果たすほうが、所謂「宝剣贈英雄」、物にとっても嬉しいことではないかと思います。
(担当:高島)