歯科治療で治らない歯軋りの原因は? | 王気功 オフィシャルブログ 「医者仁術」

王気功 オフィシャルブログ 「医者仁術」

様々な病気で王気功に来られる患者さんとの日々と東洋医学豆知識や養生法、中医学、医療気功による治療を紹介していきます。

私が歯科医としての日々診療をしていると、歯軋りが酷くてその結果、肩こりもひどいという患者さんがたくさん訪れます。

 

希望される方にはマウスピースを作って差し上げますが、中には1ヶ月ほどで破いてしまうほどの強い噛み締めをしてしまう方もいらっしゃいます。

 

そういう方の場合、歯の一部がかけてしまったり、しみるようになったり、痛くて噛めなくなってしまったり、とひどい症状まででてしまいます。

 

虫歯の治療や根の治療、噛み合わせの治療をすることで本当によくなる人もいますが、あらゆる歯科治療を施してもほとんど効果がでない方もいらっしゃいます。

 

一番厄介なのが、歯にはなんの問題もないのに、ほんの少しでも冷たいものが触れるだけでしみてしまい、しみる側では食事もできないと訴える方です。

 

実は、顎の周りには主に胃と大腸の経絡が通っています。胃の経絡の流れが滞ると、頬や、噛むための筋肉が緊張して噛みしめが酷くなることが多いです。

 

一方大腸経の経絡が詰まると、上顎に沿って痛みや知覚過敏などの症状が起こり、肩こりも同時に起きてしまいます。

 

歯の治療で肩こりや膨満感などの歯とは必ずし直接関係がないと思われる症状が改善する理由は、歯の問題を解決することで経絡の流れが改善することがあるからです。

 

一方、歯の治療をしても改善しない噛みしめや知覚過敏のひどい人は、お腹の膨満感や便秘などの問題がないでしょうか?

 

この場合は歯科治療より、胃や牌、大腸の経絡の滞りを改善することで、歯自体に問題のないのに起きている歯のトラブルまで改善させることもできるのです。

 

歯科治療をしている先生や歯科衛生士さん助手さんも歯にトラブルが起こることがしばしばあります。

 

その時は膨満感やむかつき感が出るので、歯の治療だけではなく、山査子で作ったお茶を飲んで、できるだけ早く歯と体調の回復をはかります。

 

一番効果が高いのは、体の各経絡にエネルギーを取り込む内気功という方法です。

 

内気功によって、自分に必要な経絡にエネルギーが取り込まれます。

私達は内気功を3年近くに渡って行ってきました。

 

おかげさまで、胃腸のトラブルや、膨満感やむかつき感などに悩まされることがほとんどなくなりました。

 

王気功では、この様な日々の不快感や病院や歯科にかかっても治らない症状を取り除くことと、病気にならない為の健康維持の方法として内気功をおすすめしています。

 

また毎週土曜日オンライン気功教室を開催しております。

日々の健康作りに取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

                                  (担当:智光)