私の考えるクラブ選びのプライオリティ(優先順位)は
以前ブログ で言ったように
長さ
総重量
硬さ
バランス
という順だと考えてます。
もちろん
全ての項目が大事なのは間違いありませんが
皆さんが思ってるほど
バランス
に関しては重要視しなくて良いと思っています。
『俺はすべてD2合わせだからD1は軽すぎて打てない!』
とか
『D3もあると重すぎて打てない!』
などと言う方もおられますが
正直、そこまで繊細にバランスを感じれる人はいないと
私は思っています。
というのも
バランスはグリップエンドの形が平らか丸く出っ張っているかぐらいで
0・5ポイントぐらいすぐに数値が変わってきますし
グリップを軽くしたD2とヘッドに鉛を貼ったD2では
同じD2でも全然総重量や硬さ等が変わってくるのです
よく石川遼プロや宮里藍プロ、申ジエプロ等々が短く持って打つシーンを
テレビ中継でよく目にしますが
短く持つということはかなりバランスが軽くなっているということになります。
それでもプロは最高のパフォーマンスを見せてくれています。
つまり、D2がD1だから上手く打てないという方は本当は間違いで
他に原因があることに気づいていないのだと思います。
ちなみに1cmで約2ポイント(D2→D0)軽くなります。
クラフトマン側からの意見を言わせていただくと
本来、バランス計の数値はクラブを組み立てる際に必要な数値で
ユーザーに知らせる必要のないものだと思っています。
料理店で出てきた品に
『これ、塩分2.5gなのか2.8gなのか』
を気にしてるようなもので
美味い か 不味い かを単純に考えれなくなっているような状態に
近いと思います。
もちろん作る側は同じ味を提供するため量りが必要ということです。
つまり、本来バランス計というのは
作る側(クラフトマン)に必要な測定機で
使用者であるゴルファーに知らせる必要のない数値なのだと思います。
また、最初考えた人が
単位を10段階にしたのが
間違いじゃないかと思っています。
私の考えるバランス計は
5段階から4段階で良いと思います。
つまりD0~D2をD0、D2~D4をD1・・・・
といった感じで充分だと考えます。
これから、できるだけ
バランス至上主義ゴルファー
を
長さ至上主義ゴルファー
に変えていきたいと思っています。