2016年は“始まりの年”でした。
自らの生きる芯が固まり、真に自分自身とつながることができ、そのおかげで仲間との絆を結ぶことができました。
だから人と共に生きる喜びに目覚めた年だったとも言えますね。
孤独の土の中から、途方もなく広い希望の大地の上に、ついに芽吹いた私というちいさないのち。
そこは生の息吹と愛のぬくもりの世界。
真の自分らしさに、躊躇いなく向き合うことができる、甘くない優しさと柔らかい厳しさの世界。
苦しみから、喜びと感謝へ。
ベートーベンのDurch Leiden Freude! (苦難を超えて歓喜へ!)という言葉を支えにしてきましたが、やっと魂は歓喜へと至ることができた。
ベートーベンはまた
“音楽とは、男の心から炎を打ち出すものでなければならない。そして女の目から涙を引き出すものでなければならない。”
とも言っています。
苦難を超えた人間として、創作に関わる者の使命として、これからは僕も、人の心に火を灯す役割を果たしていきます。
そのために、来年1年のテーマとする言葉を考えました。
それが“幸せに生きる”です。
自らの幸せを生きるのはもちろん、誰かの幸せのために生きるという意味も含んでいます。
人や世の中の幸せをつくっていくために、自分自身の幸せも必要になってくる。
だからこそ、自分の幸せにも真剣に向き合い、幸せになる。
2017年は幸せに生きる年になりました。
来年もよろしくお願いします。