第2回福祉マップづくりワークショップの事前打ち合わせに参加してきました。

この柏崎社会福祉協議会が主催の柏崎市福祉課、復興支援ネットワークれんと、沖ネットが共催についた4者の共同事業です。

今日の会議にはその中から、山崎(社協)、笠原(れんと)、杉井(沖ネット)というなかなか蒼尻な人達が参加しました。

このワークショップは、障害のある方の目線で町を見た時に、どこに危険箇所があってどこにお宝スポットがあるのかを探してマップに落とし込むといった内容です。

前回は、8月10日の36℃猛暑日におこない参加者は若者が中心で、障害のある方は一人と少人数でした。
この時の成果は、意識しないと分からない様な町の危険箇所や使いづらい部分を初めて認識出来た所でしょうか。また、障害のある方の参加が少ない点や、個人商店をあまり回れなかった事が課題として上がると思います。

他にも、そもそも山崎さんのこの事業に対する「期待」「目標」「思惑」が全然見えてこなかったので、今回はこの事業の終着点を突っ込んでみました。

僕個人としては、れんと主催の講演会で神戸の『ユニバーサルツーリズム』の話を聞いた後ということもあり、社協さん主催でそこで留めておく必要はなく、この事業での成果や他にもある既存の情報も含めて今後のユニバーサルツーリズムに続く動きにした方が良いのでは...。と思っていました。

しかし、山崎さん的には障害のある方と無い方の交流の場というのが主な目的のようです。でも、今後どの方面にも柔軟に動けるようにはしたい、そのための共同事業らしいです。ただ、柔軟に動けるように...とはいうものの全然この事業の戦略が練られていない気がしました。それと、山崎さんのいう交流の場を主な目的に置くにしても、山崎さん自体がそこに対するアクションをしていない気がしてならない...。という僕の印象です。障害のある方をれんとに任せて、福祉に興味の無い年代(主に大学生)を沖ネットに頼んで社協さんは紙面での広報しかしないのでは、この事業はすぐにマンネリ化してただ毎回マップをつくって終わりの会になる気がします。

そんな当日だけの人出として使われるほど暇ではないので、6日のWS終了後は、ちゃんとした反省会&年内計画だけでとどまらない戦略を立てる会を何とか持てるようにしたいと思います。(杉井)