沖侑果「逆さまだけがある」

「私から入り、間を抜かし、加害の限り、豚の限りを尽くそうとし、滅裂な思考や認識を納め、滅裂が繰り広げられる」

女「そうなのかもしれない」

「女が道理に則すのなら、あらゆる滅裂は已むでしょう

女「そうかもしれない」

「なぜ、そうであることがないのか、と思う」

「なぜ、願われることも、思い描かれることもないのか、と思う」

女「あなたはどうしてここに来たの」

「歩いていたら、ここにいました」