こんにちは、岡山健康学院の定兼です。

今日は「足の不正」について触れたいと思います。


 足は万病の基という言葉があります。足の本当に正しき者は賢者であり、心の不正者もいな

く、頭脳は明快で健康であるというと驚かれるかもしれませんが、人間は移動建築物、そして精

神を持っています。基礎である足が悪いと精神の円満を欠き、健康を損なうということです。


 私の足は悪くないと思われている方も多いかもしれませんが、そんな方はテストをして見て下

さい。先ず何気なく仰向けに寝た姿勢で、足先が正しく約30度ずつ倒れていますか?足先が前

方にぐっと倒れていたり、横に倒れていたり、中には足先が起き過ぎてはいませんか?


 また、自分でも気が付かないで、どちらかの脚が短くなっています。自分で脚の長短が判断し

難い人は、仰向けに寝て起き上がる時に、片方の膝を曲げて起き易い側の脚が長いです。長い

から曲げると安定して起き易いのです。これは片方の脚だけが長いのではなくて、長い脚の側の

腰が足の方に下傾していることが多いです。こんな方は長い方の脚の毛管運動(2011.4.13の

エコノミークラス症候群の予防には毛管運動を参照して下さい。)をしていると長い側の脚が次第

に短くなって来ます。


 片方の足先が外へ多く倒れている側の胸部リンパ腺が腫れています。多く倒れている側の胸部

を指先で押して調べてみて下さい。反対の胸部よりチクリと痛い場所が必ずあります。虫垂炎に

近く罹る人、または現在罹っている人の右の足首は、左の足首よりは内側に向かって捻じれてい

ます。寝汗をかく人の足先は他の人より前方へ倒れて、青白い顔をしています。