人間、歳を取れば取るほど、関わる人間が少なくなっていきます。

社交的で誰からも好かれるような人は、歳を取ってからも友人や趣味を通した仲間が増えていく人もいるとは思いますが、ほとんどの人は減っていく傾向ではないでしょうか?

 

学生時代の友人も、月日が経つごとに会う頻度は薄れ、会社での仕事の仲間も定年で退職すれば飲みに行く機会や話をする頻度は減っていきます。

唯一、関係が切れないのは家族ということになりますが、子供たちは結婚すれば家を出ていき、せいぜい年に1,2度会う程度。親も亡くなってしまえば、あとは妻だけということになります。その妻といる時間だけでも充実し、楽しく過ごすことができる人は幸せですが、そうでない場合は、逆にその時間が苦痛となります。

 

最悪の場合は、離婚。もしくは死別となれば、本当に一人、取り残されることになります。

老人になって、お金が有り余っている人であれば、趣味に興じたり、あるいは愛人を囲うこともできるかもしれませんが、大半の人は一人寂しく生きることになります。

 

前回のブログにも書きましたが、老人になって心身共に衰えた状態で、それでも一人で生きていく意味は何なんでしょうか?

どなたか教えてください。