さかのぼること6年前の12月の桃の湯にて…、

若手公演と題した責任公演。


茂紀さん、
花子さん、
斗真さん、
の3人のポスターが貼ってあったロビー。




その日は、

「大江戸屋根の下」



兄が茂紀さん、
弟が斗真さん、
弟のいいなずけが花子さん。



いいなずけの為に人を殺めてしまった弟…。

弟の為に自分が代わりに…の兄。


別れる前に兄が弟に諭すように伝える言葉…。


わたしは大変な衝撃を受けました…!



『しげさんが わたしの為に言ってくれている…!!』

と驚いたのです!!




『え!?なんで!?なんで!?』

その驚きは半端なかった…。



わたしはその頃、非常に困ったことがあり抱えていたものがありました。


まるで、全てを見透かしているような衝撃的な言葉…。




誤解のないように書きますが、勿論わたしが殺人をしたとか、法律に違反することをしたとかではありません(汗)


それに、ブログにヒントを書いたり、誰かに話したりもありません。


ましてや、役者さんとは送り出しでお礼や感想を話すだけなので、しげさんは何も知りません。

つまり、全くの偶然…。

役者としてのパワーなのか…?




送り出しでも言ってないので、しげさんはわたしがそんな風に感じたことさえ知りません。



その頃のブログにも書いてません。

衝撃が強すぎて、中途半端には書けなかったのです…。



その頃は、メモを取ってなかったので、台詞の記憶も曖昧なのです…。



が、

兄は弟に、

一生懸命生きていれば いつか報われる…、

というようなことを言っていたと思います…。
(というようなこと…という表現が残念…)



その後、別の劇団にて観る機会があり!



あの台詞を聞ける!

今度こそ書くぞ~!



しかし、少々違う台詞でした。



『人の不幸の上に自分の幸せを成り立たせてはいけない…』

というような台詞でした…。



ニュアンスは同じだし、弟に対する思いは同じだと思います。


が、こちらの台詞なら わたしはあれほどの衝撃は受けなかったと思います…。
(台詞や言い方がどうではなく、その時のわたしには、の意味)





悲劇にくくられるこのお芝居。

でも、決して悲しいだけの後味の悪いお芝居ではない、と思う。


なぜなら、兄は弟の為に自ら選んだ道だから…。

家族に対する強い思い、強い愛、決意、に圧倒される…。

兄はこの先 決して後悔することはないと思える…。

人の為に犠牲を払える 人としての美しさを見せてくれるのです…。



若手公演と他の劇団で観て、その後 数年間全く観る機会が無いあのお芝居。



あれほどの衝撃を受けたことは、いまだかつて無い。
こんなことがありました…。