※小林かづこさんは、25日までの出演だそうです!!


※ネタバレあり。
各自の判断でご覧下さい。
m(__)m




〈配役〉

じょうはち
…瞳ひろし座長

娘のおすぎ
…小林かづこさん

佐太郎
…小山晶士さん

さんくろう
…華形満明さん

三河屋ちょうごろう
…山脇広大さん


奉公人たま
賭博をしてる男
(二役)
…いろじろ武蔵さん

女中まめ
…四浦麻希さん

賭博をしてる女
…未奈美さん


………………………………


お下題からして怖そうですよね。


最初観た時(震災前)は、かなりショックでした!


ショッキングなシーンの連続でした。


もうすぐハッピーエンドと思わせといて、ヒロインが悪い男達にだまされ乱暴されそうに…!

時代劇でよく見る帯外し~!!

二枚目なはずの佐太郎は、悪い男の言葉を鵜呑みにして、ヒロインを…!!





わたしは、

佐太郎はすぐ騙される短気な男!

ヒロインおすぎは大衆演劇界1可哀想な女!

と ず~っと思ってたの。


苦手なお芝居、
怖くてショッキングで可哀想なお芝居、

と思ってたの。



次に違う劇団で観ても同じ感想でした。




劇団や役者さんを悪く言ってると思わないで下さいね!
違うんです。


今回分かったのです。



今までは頭に血が登りすぎて、台詞が耳には届いてもには届いてなかったんだな~、
と分かったのです!!




劇団や役者さん達が違うにしても、お芝居って3回は観ないと分からないのかも知れない…、
と今回思いました。




今のわたしはこのお芝居に対する気持ちは全く違う…。


夢の旅版は特に純愛だなと感じました。



どんな怖い思いをしても、
さらに助けに来たはずの愛する人は悪い男のウソを鵜呑みにしても!

それでも絶望することも恨むこともなく、自分を幸せものと言い、最期まで愛を貫いた おすぎ…。

(この後、佐太郎と おすぎの父じょうはちとの緊迫そして涙のシーン)

佐太郎は おすぎの供養の旅に出ることに…。
おすぎを生涯たった一人の女房と心に決めて…。

涙と感動のラストでした!!





話は前後しますが、

一幕終わりに 夢の旅オリジナルのシーンが花道であり。

佐太郎と おすぎが急遽旅に出ることになるシーン。

当然ながら、突然のことに驚き嫌がる おすぎ。

幕が閉まり、花道にて二人のシーン。



ここは、今までの女優さんはうつむいたまま大泣きのシーン。


しかし、夢の旅版は、


おすぎがプーン!と顔を背けて立ち止まったり、
佐太郎が歩くように促したり、でも無視されたり、
おすぎがこけて足を痛めたり佐太郎におんぶを要求したり、
佐太郎は嫌がったり、手に負えないとばかりに床を足でドンとしたり、でも結局おんぶしてあげたり…。

たぶん30秒に満たない、しかも台詞無しのシーン!

ちょっとコミカルで微笑ましく、波瀾万丈な旅を予感させるシーン!



ここで分かることがあり。

佐太郎は完全二枚目とはちょっと違う。

おすぎは正当派娘役とはちょっと違う…。
ちょっぴり気が強そう?



しかし!
わたしには このイメージこそがその後の展開を受け入れる助けになりました!




晶士さん演じる佐太郎は、ザ!二枚目と言うより 普通に喜怒哀楽があり、人間くさいと感じました。
あのシーンは愛の深さが裏目に出てしまったのかも知れない…。


おすぎは、乱暴されそうになるシーンでも 帯で応戦してた。

そんなシーンも、ラストの気持ちの強さに通じる…。


3回目でちゃんと台詞が心に届いたのと、

夢の旅の演出と、

役者さん達の素晴らしさ、
(特に かづこさんと晶士さんは何度も組んでるからね)

やっとこのお芝居の良さが分かりました。


ショッキング、可哀想、

だけじゃない…。

純愛だ…。




約束の三年後、
(佐太郎が帰る日)

佐太郎が重い足取りで 花道から登場…。




包みを持っている、
とか、
抱えている、
ではない。

包みを いとおしそうに…、両手で胸元に抱き抱えているのです…。


髪は所々乱れ、驚く程 やつれ、悲しげで…、胸が痛みました…。



おすぎの父じょうはちとの緊迫のやり取り…。


そして、ラストの佐太郎の言葉。
(感動でハンチョウの声にも力が入る)


佐太郎と おすぎは悲しい別れになったけど、
佐太郎は一生 おすぎを想って生きていくのだな…と分かりました。

二人の魂は ずっと一緒なのだと信じることが出来ました…。




父じょうはちの ひろし座長。

最初のシーンでは、酒好きの賭博好き。

三度の飯より大好きな感じが全開でした!

三年後は、全く別人のように、清々しく爽やかな目でした。

おすぎと再会するために この三年間心を入れ替えて…、
が、想像できるシーンでした。

この後が緊迫と涙のシーンでしたが、そこはあえて書きません。



悪役さんくろうは華形さん。

この役をした人は間違いなく嫌われます(笑)

低い声がまた役にピッタリでした!
本当に悪い男だった!


三河屋ちょうごろう役は広大さん。
低い声に貫禄の話し方。

最初『誰!?誰!?』

台詞を聞いても分からなかった…。

落ち着いて考えたら、まだ出てないのは広大さんだけなんだけど、そこまで気づく余裕なしでした。


たまちゃん&まめちゃんは、
武蔵さんと麻希さん。

笑える貴重なシーンでした♪


桃の湯デビューの未奈美さんは最初のシーンにて、賭博をしてる人。

もしかして、わたしの少し知ってる みなみさん!?
と思いながら観ました。

結果、

歳も違うようだし、雰囲気も違うし、別人だな~、

と思いました。

完全に騙されました(笑)

わたしの少し知ってる みなみさんでしたよ!

デビューおめでとうございます!!





昨日も このお芝居を思い出して風呂の中で涙を流した…。

布団に入ってから、なぜか「お島子守唄」のシーンが蘇り、泣けた…。


なせに今ごろ「お島子守唄」なのだ!?


涙の連鎖なのかな…?


なんか、次から次に蘇り大変でした!



ゆかりさん(主人公の娘おみよを演じた女優さん)
元気かなぁ…。




話を戻しまして…、

劇団夢の旅の皆様、
ありがとうございました。

長い記事を最期まで読んでくださった方、
いらっしゃいましたら、ありがとうございました。
m(__)m