テストで順位が上がったら、ゲーム買ってあげる。
マラソン大会で10位以内になったら、自転車買ってあげる。
チョコレート買ってあげるから、帰ろう。
ご褒美は本当に子どものためなのだろうか?
ご褒美とは、子どもに何かさせたい大人が用意するもので、大人が子どもをコントロールするための罠に思えてならない。
一度、ゲームを買ってもらった子は、きっと、次も買ってもらえる約束ができなければ、頑張らないだろう。
子どもは、自分のために頑張るのではなく、ご褒美を得るために頑張るようになっていき、ご褒美がなければ頑張れない人になっていくだろう。
ちょっと大人の自分に置き換えて考えてみる。
1000ピースのジグソーパズルがやっと完成した!!
竹細工の竹が途中で終わらずに均等に最後まで裂けた!!
よくわからんネット申し込みがなんとか完了した!!
『よしっ』ってガッツポーズを作りたくなるときにご褒美は必要か?
その瞬間に他人にごちゃごちゃと話しかけられたくないとさえ私は思う。
自分がそれまで費やした時間、努力があったからこそ感じれた達成感、望んでいたものを手に入れた事実、それこそが最上級のご褒美で、その余韻に浸っていたい。
私たち大人が子どもにすべきことは、ご褒美をあげることではなく、『子どもが達成感を感じられる』を大切にすることではないだろうか。
