高校受験数学のたのしみ

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高校への数学12月号,読者からの問題の改題です。小学生でも解ける?ようにしました。というても,数字を変えただけです。ヒントらしきものも取り去りました。


中学生なら,Bを原点として座標を設定し,Eの座標を求めれば終わるのですが,原題にはヒントと思われる線分がひいてありました。

話は変わりますが,うちの娘ももう高校2年になり,志望校もある程度固まったようなので,数ⅠAⅡBのあたりを教えられるように,おっちゃんも勉強したいと思っています。

私立の高校が高校入試の定員を減らしたり高校入試自体を廃止した影響で,首都圏を除いては私立高校受験をメインとする塾の数はめっきり減っています。
その影響で,いまでは難関の私立高校受験を専門とする数学の教師もほぼ「絶滅危惧種」的な存在です。
優秀な算数,数学の教師は中学受験や大学受験を担当することが多く,その分野ではそれら優秀な先生方が執筆したすばらしい参考書や問題集が数多く出版されています。
それに比べて,高校受験数学の分野でまともな参考書,問題集といえば,「高校への数学」ぐらいのもので,大手の出版社から出ているものは解説がとても杜撰です。

たとえば上のような問題。解説を見ると「線分SUは辺と平行だから,立方体の面ADHEに平行で線分SUを含む平面で切断して考えます。(以下略)」とあります。
これはほんの一例ですが,入試問題集の解説には不適切なものが非常に多く,特に図形の問題ではそれが顕著です。受験生の皆さんには,入試問題集の解説は信用せず,わからないところは塾の先生に質問することをお勧めします。
もっとも,塾の先生の中にも,問題集の解説をそのまま請け売りする先生もおられるので注意しましょう。
(辺BFは面ASUと平行なので,四面体T-ASUは四面体B-ASUと同じ体積ですから,立方体の6分の1になります)


高校受験の数学の中でも四大鬼門といわれる整数・確率・証明・立体についての問題を取りあげていきたいと思います。
高校受験の数学は,中学受験の算数や大学受験の数学と比べてワンパターンな解法で解決する場合が多いのですが,上にあげた4分野に関してはなかなかそうは簡単に解決しないものもふくまれています。
それゆえに,中学生に聞いても,数学の苦手分野として必ず挙がってくるのがこれらの分野です。中学生だけでなく,教える側の先生に聞いてもやはりそのようです。
教える側も教わる側も苦手なままでは話になりませんので,何とか苦手を解消し,逆にたのしみに変えていただければと思っております。
「難しいから面白い」のが数学です。