私の大切な人に会いに行った
すぐ近くにいるのに、中々行けずにいて、いつも心の隅には「会いたい、会わなきゃ。」という気持ちがあった
就職内定の報告も兼ねて長男を連れて訪れると、変わらぬ笑顔で迎えてくれた
「前(会社役員だった頃)よりも全然身軽だよ。まだまだやりたいことが沢山あるんだ。」
そういうあの方は、会うたび常に何か新しいことを始めていて、いつも変化し続けている
沢山話をし、夕飯をご馳走になり、お土産までもたせてくれた
帰り際に長男とこそこそ話していたから、何かなと思ったら、
「お祝いに。」
と封筒を渡されたと
中を見て2人で絶句、大金が
慌ててお電話すると、
「彼らの成長を側で見られてこんなに嬉しいことはない。来てくれてありがとう。封筒の中身は来年、研修に行く際にに必要なものを揃える時に使うといいよ。」
と
あまりにスマートな渡され方で、断れなかった
ずっと笑顔で色んな話をしてくれた
見えなくても確かにそこにあるもの、宇宙空間や時間など、[目には見えないものを感じることが大切]だと教えてくれた
人が作ったもの、絵画や彫刻から出るオーラを感じるのが大好きな人なので、時間が空いたら仲間と旅に行くのだとか
「私に残された時間はあと10年と決めた、でもそれはとても短くて、とても足りないんだ。」
そう言って豪快に笑うあの方を見て、その間に恩返しをしなければと強く強く思った
