岡崎体育です。
こんにちは。
何と言うか、今回いろいろと僕のファンクラブの件でお騒がせして本当にすみませんでした。
たくさんの方に心配をおかけしてしまい、LINEやメールで友人知人から心のこもった温かいメッセージを頂きました。ありがとうございました。
地元の幼なじみとモンハンをやっていてドドガマル(口から燃え盛る溶岩を吐き出す太ったモンスター)が出てきた時に「おい、お前出てきたぞ」と言われるくらい心配してもらっております。皮肉なものですね。
ミスった。冗談言ってる場合じゃなかった。
本来なら先にクラブ会員の方だけにレコード会社を通すなどしてファンクラブの改修策を説明するべきだと思います。
ですが今回ここでの声明は、先の発表で当システムについて世間的な不安や誤解を招いてしまった僕の責任として、「システム変更点の概要」をこの前のブログ同様、全体公開で僕に文章を書かせて下さい。誤字脱字あったらごめんなさい。
ツイッターやLINEを利用していない会員の方もいらっしゃると思いますので、改修策の詳しい内容は後日ファンクラブサイト内でレコード会社やサイト運営会社を含めたチーム全体で誠意をもってファンの方に向けて発表しますのでご容赦いただけますと幸いです。
クラブ会員の皆様へ。
いつも思うのですが、素人に毛が2本3本生えただけのこんな僕のファンクラブに入ってくれていて
本当にありがとう。
僕はテレビに出て歌うミュージシャンとしてあるまじき外見をしています。
醜く肥え、衣服も擦れ、目も卑しく釣り上がっています。鼻はよく見ると可愛いですが。
そんな僕にファンクラブができたのは今から1年ほど前。
鼻がちょっと可愛いくらいでファンクラブなんか作っても誰も入らへんやろうと思って、正直に言うと最初はギャグのつもりでファンクラブを作りました。クラブ名も「Wallets」といいます。最低です。
でも蓋を開けてみると、思っていた何千倍もの人がファンクラブに入ってくれていました。
そこから1年が経ち、コンテンツをあまり充実させられていなかったこんなどうしようもない僕のファンクラブに入ってくれている人の為に少しでも恩返しが出来たらいいなと思って始めたのが今回の施策、bitfanでした。
ですが、日本で初めての試みだったので説明責任として至らぬ点が多々あり、手探りのまま運営していたことでファンの方に不安や不信感を抱かせてしまったことが一番の過ちでした。
なので、先日東京に出向いてファンクラブのシステム的改修策を練るべくレコード会社とサイト運営会社を交えて会議をしてきました。
そこで取り決めた改修点を明らかにしていきます。
①会員の「ランク」という文言を排除する
会員がグッズ購入やライブ参加などで取得したポイントに応じて受けるサービスを+αしていきたいというのが、このファンクラブシステムに込めた僕の思いでした。
その取得ポイント数の基準となる「境界線」を僕は「ランク」と表現していました。
Walletsというクラブ名に繋がるように、ポイントの多い順から「ワニ革」「サメ革」「ヒツジ革」「ウシ革」「合皮」「塩ビ」と6つのランクを割り振りました。
これは僕が「わかりやすいかな」「おもしろいかな」と判断して僕が決めた名前です。良くも悪くも、岡崎体育というキャラクターを意識した僕なりのギャグのつもりでした。おもしろくなくてごめんなさい。
その「ランク」という表現が、取得ポイントが相対的に少なかったファンの人に劣等感を抱かせてしまうことになってしまいました。
これを受けて僕が決めたのは「ランクの排除」です。
6つのランクをなくすことです。「ランク」という言葉もこれを機にサーバー上に葬ることにしました。
でも『ポイントを多く貯めてくれた人になにか「オマケ」をしたい。』という僕の気持ちはどうしても譲れませんでした。
だから今後は、「ワニ革Wallets会員」と「Wallets会員」の2つ。この2つだけになります。
本当はこの2つの区分もない方がいいことは重々承知の上なのですが、オマケの有無を考えるとこのラインだけは設けないとシステムが不透明になると思ったので、今後はこうさせてください。
(※今回の春ツアーのオマケ施策はワニ革サメ革を対象としていることがファンクラブ全体の共通認識だと思いますので、直近は「ワニ革 Wallets会員」と「サメ革Wallets会員」と「Wallets会員」3つだけに変更。そして春以降の施策から上記の区分基準に変更となります。ややこしくてすみません。)
②「オマケ」の価値観について
そもそもこのシステムが優劣問題になった一つの要因として、
「僕が僕自身の偶像的価値を極端に過小評価していたこと」があげられます。
前述しましたが、僕は自分の容姿が醜いと自覚しています。アイドルのような偶像的価値のない人物だと思っています。
だから僕にとって握手というものは極めて価値の低い「ちょっとしたオマケになり得るもの」と判断していたのです。鼻以外可愛くない僕が握手会を開くことが、ギャグだったのです。オマケだったのです。
でも、それはどうやら少し違ったみたいです。
先月、たまたま仕事終わりにファンの人と握手をさせてもらう機会があって、そこで握手をしたファンの方が涙を流して喜んでくれていました。いや嘘じゃないです。こんな僕でも握手してこんなに喜んでくれる人がいるのか、と。びっくりしました。
岡崎体育の握手、そんなに価値のあるものだったのか。
(※自惚れんなこの泥糞が)
つまり、泣いて喜んでくれる人がいるような「オマケ」は「オマケ」ではない。
だからオマケを受けられなかった人が悲しい思いをするんだ、と。
「オマケ」は「オマケ」らしく、しょうもないものであるべきです。
だから、春ツアー以降のワニ革会員がもらえるオマケは、ポイント収集欲を丸ごと削ぎ落とすようなめちゃくちゃしょうもない「グッズ」ものにしていきたいです。それは言い過ぎだけど。
そうですね、僕なりのギャグのつもりで。
『ただのオマケです』と僕が言い続けてきたことにちゃんと意味を持たせる為にも。
③ポイントの変換機能の追加
ポイントに関してですが、会員区分の判断基準としてしか機能していませんでした。
だから
「自分の出来る範囲でポイント貯められるだけ貯めたけどワニ革会員に届かなかったからオマケもらえなかった!しょうもないオマケは諦めるとしても、何かもらえないんだったらポイント貯めた意味ないじゃん!」という方も出てきてしまわれるかと思います。
そこで、貯めたポイントを会員専用グッズなどに交換できる新システムを導入することにしました。
シャーペンとかクリアファイルとか、物販で売ってないものになると思います。
ポイント為替の相場などを精査していって、春ツアー終了後にポイントを会員専用グッズに交換してもらえる期間を設けて、その期間だけは貯めたポイントを消費してもらえるようにします。
それと、今回の企画で貯めてくれたポイントに関してはポイント消費期間が過ぎると一旦リセットして、そして次の企画はみんな0ポイントからのスタートとなります。
今後、もしかしたら前々回の施策のオマケがポイント消費で手に入ったりとか、そういうことになるかもしれません。だったらみんなハッピーになれるのかなとも思っています。どうかな。
④アクションに対するポイント付加の詳細を公開する
今まで、何をすれば何ポイント入るのかが情報として公開されていませんでした。
これは単純に「普通に岡崎体育応援してたらいつのまにかポイント貯まってたラッキー!」と思ってほしかったのでポイント付加のレギュレーションを明言していなかったのですが、やはり情報の非公開というものは応援してくれる人にとって不安を募らせるなあと判断したので、公開することにしました。詳しくは後日ファンクラブサイト内で明らかにします。不安にさせてごめんよ。
⑤非金銭的ポイント貯蓄システムの見直し
お金を持っていないファンを置き去りにしてしまってはこのシステムの幸福指数は低いなと考え、ツイッターで僕に関するキーワードをつぶやけばポイントが入るという機能が現状あります。だけど、会員の方にやたらそのキーワードだけをツイッター上で連発させる結果となってしまって本末転倒になっているなと感じました。一日に何十回もキーワードだけをつぶやかせてしまうことになったり。これは僕の想定外というか、ケースカバーリングミスでした。何やねんケースカバーリングミスって。初めて聞いたわ。
なのでツイッターに関しては、ひとりのアカウントで一日につき一度ずつしかキーワードのポイント加算をしないようにします。
でもそうすると非金銭的なポイントが一日にちょっとしか貯められなくなる。
そこで、ファンクラブ内にポイントガチャポンを設置することにしました。
会員なら誰でも一日一回ガチャポンを回す事ができて、出てきたポイントが加算される仕組みです。
これによって、懐に余裕がなくても毎日ポイントを貯めることができると思います。
ガチャポンだけじゃなく、他にも色々お金のかからないポイント貯めのコンテンツを設けて行けたらいいなと考えています。
以上が改修案の概要です。
めっちゃ長くなってしまってすみません。
冒頭でもお伝えしましたが、詳しくはファンクラブサイト内で随時明記していけたらと思いますので宜しく御願い致します。
最後に、
僕がデビューして約一年半。
音楽家としてとんでもなく貴重な経験をたくさんさせてもらいました。
僕の実力や実績を考えると、奇跡のようなことばかりでした。
事務所のゴリ推しかと思うくらいの仕事をもらえたり、
でもよく考えたら事務所入ってなかったり。
いろんな類いの仕事をさせてもらいました。
僕も、マネージャーも、ディレクターも。
特に僕とマネージャーはこの世界に身を置いて間もなく、仕事のほとんどが初体験のことでした。
激流のような日々にしがみついていくのが必死でした。
肉体的に稼働がある日はもちろん、カレンダー上は空白になっている日でさえも次のアイデアを、次のアイデアを、次のアイデアを。子供たちも楽しめる曲を。大人にも評価してもらえる曲を。商品価値のあるものを。お茶の間で岡崎体育を演じる勇気を。
毎日何かを考えて短い期間で定期的に生み出さないと音楽家として死ぬ。天才じゃない僕がこの世界にしがみつくには人より長い時間をかけて物事を考えるしかない。
そう言い聞かせて毎日を過ごし、ノイローゼになっていたときもあった。
(テレビゲームは息抜きにやっていますごめんなさい)
だからこの1年間はファンクラブのコンテンツにまで僕自身がまったく関与できていなかったことは紛れもない事実でした。本当にすみませんでした。
でもやっぱり、音楽活動ってものは能力や才能をお金で買って応援してくれる人がいないとできないものです。特にこうしてファンクラブに入ってくれている人が普段から応援してくれているから僕は今岡崎体育でいられるんだなと、今回改めて実感しました。
応援してくれている人には、感謝という言葉の他に僕の気持ちを形容するものはありません。
みんなが満足できるようなファンクラブを作りたい。
自分勝手かもしれませんが。そう思います。
岡崎体育のファンクラブに入ってくれている人が、どうか幸せになれますように。
おわり
追啓、ファンクラブ内で動画の生配信とかができるように動いています。
毎月生配信をしたりして会員の皆さんとコミュニケーションを取ったりなど、
岡崎体育のファンクラブは充実してるなって羨ましがられるようなクラブにしていきます。