PRコンサルタントの岡崎です。
本日は、新規のクライアント様とのキックオフMTGに出席させていただきました。
そこで、感じたのが掲題についてです。
お客様が「PRコンサルタントに求めること」は何か。
PRとは、自社商品を宣伝する広告とは異なり、
第三者性・公平性を持つブランディング・口コミみたいなものだと考えています。
しかし、企業の存在する目的は利益を上げることに集約されるので、
企業側のお金は基本的にはこの目的を達成するための投資に使われるべきです。
そういう意味でいうと、PR・広報に求められることも利益に繋がることでありましょう。
では、なぜ広告と広報を分けて考える必要性があるのか・・・・
ここは、リーチできる生活者の範囲にあるのではないかと思います。
同じ媒体(紙面・映像)に載せるのにしても、生活者が広告を見るときはどうでしょう。多少身構えるのではないでしょうか。
この「身構え」は、広告は購買へのアプローチであることが生活者に見えているからです。
この「身構え」をなくさせるのはPRの力だと考えます。
具体的には、100人の初対面の女性に容姿を整え、自分の魅力を説明し、お付き合いをお願いしたとします。
間違いなく成功率は0に近いでしょうし、人によっては自分が甘く見られていると感じ気分を害する人も多くいそうです・・・
一方、100人の初対面の女性が自分の仲の良い女友達の紹介だった場合はどうでしょうか?
一気に成功率は跳ね上がるか、0にしても話くらいは聞いてくれる人が出てくるのではないでしょうか。
そう考えると、この「仲の良い女友達」のパワーはとてつもなく大きいです。
「身構え」を取り除いてリーチできる層を広げてくれる鍵と言えます。
そして、まさに広報・PRはこの女友達の役割を期待されていると思います。
まだまだ、新米PRコンサルタントの初期仮説ですのでかなり推測、実態に即していない観点かもしれませんが、
現状、PRの力/求められていることは何かと友人に聞かれれば、「仲のいい女友達になることかな」と答えるでしょう。
この仮説がどう肉付けされ変化していくのか。
まだまだ、駆け出し、邁進して参ります。