胃カメラや大腸検査を行うために、前日から食事制限と下剤を飲むことになりました。
息子は不安がありつつも、しっかりと取り組んでいました。
何よりお尻の痛みが強いようで、先日処方された座薬や抗生剤、痛み止めを飲むことで凌いでいました。
お尻は痛みを訴えてから、どんどん悪化しているように見えました。
検査当日は私も会社の休みを取り、妻と一緒に連れ添うことにしました。
検査は睡眠導入剤、麻酔でしょうか。息子が寝ている間に行われました。
その後、先生から呼ばれたのですが、ちょうど妻は一旦自宅へ戻っており、私1人で説明を受けました。
クローン病で間違いないですね。
先生からそう告げられ、カメラで撮影した画像を見ながら詳しい状況が伝えられました。
お尻周辺以外にも胃や小腸までビランと呼ばれる患部や潰瘍がありました。
しかしクローン病という難病であることにショックを受け、話がしっかり頭に入ってきません。
情けない話ですが、いまだに夢ではないかと考えてしまい、現実を受け止められずにいます。
大学生活、就職、そしてパートナーとの出会いなど、足かせになってしまう可能性を考え、息子の将来を思うと込み上げてくる感情を押しころすのに精一杯でした。
一通り説明を受けたあと、まだ寝ている息子が目を覚ました後に、再度話をされることになりました。
妻も病院へ到着し、息子が起きるのを待ちます。
最初の説明から1時間位過ぎた頃、息子が戻って来て、今度は息子と妻と私の3人で先生の説明を受けました。
妻は意外に冷静で難病申請などの質問をし、息子は素直に話を聞いていました。
私は息子が来月に友達達と旅行に行きたいと聞いていましたので、その他、行事など問題ないか質問しました。
大丈夫でしょう!
先生の心強い言葉に明るい兆しを感じました。
今は良い薬が出て来ているので、治療もかなり効果的になっているとの事です。
脂っこい食事など、気をつけなければならない点はありますが、これまでの日常生活に戻ることも十分可能と言われました。
妻が処方箋を持って薬を受け取る際、薬剤師さんからも同じ事を言われたそうです。
クローン病は今は完治が難しい病気ですが、十分対処していけると感じました。
親の不安は子供も敏感に感じると思います。無理に強がらす、それでも前向きに。これまで以上に家族の絆を大事にして精一杯頑張りたいと思います。