皆さんは、岡山県がジーンズの生産の発祥地だって知っていましたか?

実は、岡山県倉敷市の児島では昔から繊維産業が活発で、
縫製の技術もあることから、ジーンズを作るようになったのです。

ジーンズを作る事になったキッカケは、
今から400年以上も前の戦国時代にあるそうです。

当時の岡山県は、農地を確保する目的で大規模な干拓が行われていました。
でも、干拓で作られた土地は海水(塩分)が抜けるまでは、
田畑として使えなかったのです。
それで塩分に強い綿花が栽培されるようになり、
岡山県には繊維産業が発達したと言われています。

大正時代の頃は綿製の学生服などをよく作っていたようですが、
戦後になって合成繊維が登場したこともあって、
学生服生産の需要がなくなってしまったのです。
そんな時に、たまたま米兵が着用していたジーンズなどの衣料をヒントに、ジーンズを作ることにしたそうです。

岡山の人々にとっては、デニム地の原材料は綿花であるし、
学生服生産で上達した技術があったので容易に作れたのでしょう。

児島で初めてジーンズが作られたのは1965年だったそうです。
また近県である徳島県の藍染めや、広島県のかすりなどの技術をうまく取り入れながら、
1970年頃からジーンズの製造は本格化していきました。

こういった流れで作られるようになったジーンズは、
高品質であると評判が良く、海外にも輸出されて注目を集め、
高い評価を得るほどになったのです。

現在の岡山県の児島では、ジーンズの生産はもちろんのこと、
児島ジーンズストリートという通りを作るなど、
多くの観光客のためにいろいろ頑張っているようですよ。
岡山県って、他県の人からは田舎だと思われているようですね。
確かに岡山県はまだまだ都会というわけではないけど、
最近では、特に岡山駅前周辺は非常に賑わっていて、やや都会的な感じがします。

一番街やOPAといった大きなビルが立ち並んで、
おしゃれな若者たちが集まる場所になっているんです。

また倉敷と言えば美観地区。
美観地区は江戸時代を思わせる町並みがキレイです。
倉敷アイビースクエアは白壁の街として、
県外からもたくさんの観光客が訪れる人気スポットなんですよ。

近代化とは少し違うかもしれないけど、
いろんなお店があって飽きずに楽しめます。
美観地区と言えば、年配の方が多いイメージがあるかもしれませんね。
でも最近では、カフェや雑貨店が増えて、若者がブラブラしているようです。

また、この倉敷は、実はマスキングテープの発祥の地だそうですね。
マスキングテープとは、いわゆる飾りテープのような物。
若い人から主婦層にまでファンがいるアイテムで、オシャレで可愛い柄がいっぱいあります。
この美観地区では、マスキングテープの限定品も販売されているので、
それを買うためにわざわざやってくる人もいるとか。

近代化の波は、岡山県にまでやって来つつあるのですが、
あえて昔の顔を残そうと、町並み保存地区に指定されている所もあるんです。

真庭市などはB級グルメのひるぜん焼きそばとしても、
全国的に有名な土地でしょう。

このように、どんどん変わりつつある街、
そして変わらない街がある岡山。
一度は訪れてみてはいかがでしょうか。
岡山県の歴史は意外と知られていませんね。
調べてみても、何となく靄がかかった感じでよく分からず、
推測するに深い歴史がありそうです。

他県の人が、岡山県と聞いてすぐに思いつくのは、
やはり「きび団子」でしょうか。
誰でも小さい頃に、桃太郎というお話を読んだ記憶はあると思います。

実はこの桃太郎というお話は、
実在した人物を元に作られたと言われているのです。
岡山県岡山市北区にある吉備津神社には、
第7代孝霊天皇の第3皇子である大吉備津彦命が祀られていて、
この方がウワサの桃太郎だそうです。

そして、鬼ノ城で悪さをしていた、百済の王子である温羅を成敗したという話が伝わっているみたいです。

どこまで事実なのかは分かりませんが、
あり得ないことではないかもしれませんね。

また岡山では、豊臣秀吉に厚遇され大名となった宇喜多秀家が、
1597年に建てたとされる岡山城が有名ですね。

それから後に、岡山城は岡山藩の城府となり、
池田綱政が現在の「岡山後楽園」を作りました。
元々は藩主のやすらぎの場になるように作った庭園だそうですよ。

その後、網政の子である継政が能をたしなむ人で、
建物を改築して、ひょうたん池を掘ったりしたそうです。

しかし孫の治政は倹約家であったため、質素な庭園になってしまったり、
藩主の趣味や社会の状況で、後楽園の様子は変化してきました。

そのような移り変わりが、また様々な歴史を物語っているのかもしれません。

皆さんももし興味があったら、
岡山県の歴史を調べてみてはいかがでしょうか。

皆さんは岡山出身の芸能人とか有名人を知っていますか?
ふと考えてみて、岡山出身の著名人って少ないんだなぁ~と気づきました。

例えばスポーツ選手だと、
男子フィギュアスケートの高橋大輔さんとか、
辰吉丈一郎さんが岡山県出身だそうですね。
女性では有森裕子さんがいらっしゃいます。

芸能人だと、B'zの稲葉浩志さん、オダギリジョーさん、中西圭三さん。
それからブルーハーツやクロマニヨンズなどのボーカルの甲本ヒロトさんがいます。

甲本と言えば、岡山市の観光PR特設サイトに出てた甲本雅裕さんも忘れてはいけませんね。
甲本雅裕さんは、元々舞台をされていた俳優さんで、
多くのTVドラマや映画に出演されているようです。

実は、このお二方は兄弟で、
甲本ヒロトさんがお兄さんで、雅裕さんが弟さんだそうです。
知りませんでした。

他には、俳優の宅麻伸さんや藤木直人さんも岡山県出身です。
また、お笑いでは、次長課長の河本準一さんと井上聡さんや、
浅越ゴエさんが岡山出身みたいですね。

それと岡山出身の女性芸能人はものすごく少なくて、
名前を聞いても知らない人が多いです。
私は、MEGUMIさんや岩井志麻子さんくらいしか分かりません。

このように岡山県出身の芸能人が少ないのは、
近県である関西の地域に比べると、
人口も少ないので仕方ないのかもしれませんね。

どちらかというと田舎なので、
都会のような遊びを知らない若者が多いせいか、
「上京して芸能界に入ってやる!」と意気込む人もおらず、真面目な人生を歩もうとする傾向があるのでしょうか。

岡山出身の芸能人がもっと増えたらいいのになぁ~と思います。
岡山県に観光で来たら、
ぜひ訪れてほしいスポットは幾つかあります。

歴史を感じたいのか、自然と触れ合いいのか、
また思いっきり遊びたいのか…など、
目的によってもおススメのポイントが異なります。

まず、歴史を感じたい方には、やはり岡山城と後楽園でしょう。
黒い外観で烏城と呼ばれる岡山城と、
岡山後楽園は歩いて5分くらいです。

後楽園は日本の三大名園の一つと言われ、
江戸時代の面影を残している趣のある庭園。
それから岡山城の天守閣では、
なんとお殿様やお姫様の衣装の着付体験が出来るそうなんです。
お城近くには茶屋があるので休憩にはもってこいですよ。

それから倉敷にある美観地区は美しい町並みで、
美術館があったりして素敵な所です。

また自然に癒されたいのなら、蒜山高原や満奇洞でしょう。
満奇洞は昭和4年に歌人の与謝野晶子が「奇に満ちた洞」と詠んで有名ですね。
蒜山高原では、最近B級グルメの蒜山やきそばや津山ホルモンうどんがおススメですよ。

それと子供さんがいたりして、レジャーとして楽しみたいのなら、
岡山農業公園ドイツの森クローネンベルクが良いと思います。
ドイツ南部の食文化などが体験できるテーマパークで、
羊のショーや牛の乳絞り体験などが出来ます。
ワインの試飲ができるワイナリーやドイツパン、ソーセージ、ビール工房もあって食文化を満喫できそうです。
輸入雑貨を扱っているショッピングモールも人気があります。

そこから近くの西山ファームでは、
季節の応じてイチゴ狩りや桃狩り、ぶどう狩りなどが楽しめます。

このようにおススメの場所は沢山あって、一度では堪能しきれない所ばかりですが、
岡山県に来られた時にはぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
岡山県のお土産にはきび団子を買ってくる人が多いみたいだけど、
岡山県にはもっと美味しい食べ物が沢山あるんですよ。

とにかく季節を通じてフルーツが豊富で、
白桃やマスカットなどの果実を使ったフルーツパフェが有名ですね。
清水白桃という桃は、1年でわずか10日間しか食べ頃がないと言われる幻のフルーツです。

それから、ままかり(サッパという魚)や鰆の刺身なんかもおススメです。
ままかりは、あまりの美味しさに御飯が足らなくて、
隣家にご飯(まま)を借りたという意味があるそうです。

これらの魚を使用した、具が異常に多い豪華な「岡山ばらずし」があります。
岡山ばらずしは、いわゆるチラシ寿司なのですが、
岡山の郷土料理と言われています。
この岡山ばらずしを元に、二ラや黒豆や金粉といった具材を加えて作られた新しい名物が「烏城黄金ずし」という物です。

またデミグラスソースがかかったカツ丼、通称「デミカツ丼」も岡山の色んな店で味わうことが出来る名物でしょう。
お店によって若干の違いはあるけど、どれも美味しいです。

デミカツ丼と同様に「えびめし」もファンが多い名物ですね。
えびめしは、ご飯にえびなどが入っているソース味の炒飯で、
チェーン店もあるくらいの人気です。

それと、近年のB級グルメでメジャーになった「蒜山やきそば」と「津山ホルモンうどん」も外せないでしょう。
蒜山やきそばは、濃厚な味噌だれに、鶏肉やキャベツとモチモチの麺が絡んだ絶妙の味で、
津山ホルモンうどんも、ホルモンからの旨味とうどんと絡み合って美味しいです。

休みの日には、遠くからわざわざやってきて食べる人も多いみたいですよ。
岡山に来る事があれば、ぜひ食べて頂きたいです!