大慌てで引越しするのではなく、ゆっくり荷物の整理を始めて
快適な新生活を送れるようにと
引っ越しの半年前からお片づけをはじめてもう4ヵ月半。
もっともっと早くにスッキリ片付くと思っていたのですが…
どうしてこんなに時間がかかるんだろう?
子育ての合間の時間でのお片づけだから?
それにしてもかかりすぎじゃないか…
この家に来てからはたったの4年なのに…
改めて考えてみました。
ずっと「4年分のお片づけ」だと思っていたのですが、違いました。
主人が上京して18年&私が上京して17年
この18年分のお片づけだったんです。
18年の間に2人とも1Kの一人暮らしから、
徐々に徐々に大きな部屋に移り住んできました。
7度の引っ越しで、都度引っ越しで出るゴミや、
あきらかな不要品は処分してきましたが、
ふたりとも「モノを減らそう」という意識はなかったので、
とにかく全部持って移動し続けた18年でした。
それらの期間に増え続けたモノすべてに、
今回のお片づけは向かい合っていたんですね。
だからこんなに時間がかかっているんだと、やっと謎が解けました。
私の仕事のモノも、SOHOで起業してから10年の間に
ものすごく増えていたので改めて見直しすると、
不要なものがたくさんありました。
すでに保管期限を過ぎた書類が、
分厚いファイルのままダンボールに詰められて出てきたし、
商品を作る際にどうしても出てくる残布もたくさん。
ひとつひとつは1M~2Mでも、芯に巻いたまま大量にあれば
大きな場所を取っていたので片付け&処分です。

芯棒タワー!
あけてみると大量の小銭!
なんと主人の学生時代の小銭貯金!!

重たい!
主人もその存在をすっかり忘却していて、思わぬお小遣い?
一番新しそうな硬貨でも平成2年でしたから、
20年以上ただ引っ越しで移動されてただけでした。
郵便局で入金してもらうと1万5千円ほどに(!)。
相談の上、座面を張り替えに出そうと思っていたスツールの生地を
ビニールレザーから本革にこのお金でグレードアップすることにしました。
学生時代の主人から本革スツールがプレゼントされたような、
不思議な気持ちです(^.^)
「ここはなにもないと思うけど…」と思いながらあけてみた天袋には
4年前の引っ越しから開封していないダンボールが1箱出てきました。
中身は「思い出」。高校時代から手紙や日記、写真がごっそり入っていました。
これらもひとつひとつ選別して処分するものと取っておくものに分けて…
ものすごく時間がかかるので、お片付けの最終段階で出て来てくれたのかな(笑)
今はこどもたちがお昼寝をしていて、
主人が自分の本棚を整理してくれています。
この本の整理と本棚を粗大ごみとして出せば、
大がかりなお片づけはほぼもう終わりです。
やっと、少しゆとりを持ってこどもたちや
自分がやりたい事に向かいあう時間ができそうです。
少しずつの時間でも、ここまで片付けと向きあったことで、
得られたものはとても大きいものでした。
正直しんどいことも沢山ありましたが、
「片付けられない人間」から脱却できた喜びは、何にも代えがたいものです。
もうリバウンドすることはないという自信。
なにより、お片付けを楽しいと思えるようになったこと。
この昭和ハウスでの最後の1ヶ月半の生活も気持ち良く楽しみながら、
新居での整理収納のイメージして、
スムーズに新生活を迎えられるように頑張ります!(^.^)