諫早市高来町の和洋菓子店、お菓子のみよしやです。
今日がその日でした。
話には聞いていましたが、どのような対応をしたらよいのか全く分からないままドキドキしながら待ちました。
車数台で午前10時丁度に到着です。
話に聞いていた通りに小学生から高校生までの4人の子供たちと7人の付き添いの方でした。
到着後は作業場に入る前にエプロンと三角巾を付けてもらいました。
子供たちを見てますます緊張しました。
私にも同じ年頃の子供がいますが当たり前のように歩き、食べ、話しています。
コミュニケーションがとれるのか・・・
何を体験してもらうのか毎日悩んで悩んで昨日ようやく桃まんじゅうをすることにしました。
最初は私が作るところ(包餡)を見てもらいながら桃まんじゅうの生地と餡の感触を確かめてもらいました。
子供たちの中には目が見えない子もいて作業場のにおいや触ることでないと感じられないのです。
上の写真は付き添いの方と一緒に包餡をしてもらっているところです。
まとわりつく生地に悪戦苦闘していたようで気持ち良いものではなかっただろうなぁ。
中学生の職場体験では一度もやらせたことがない作業です。
喜んでもらえたのだろうか?
結果的には直接コミュニケーションをとることはできませんでした。
子供たちのしぐさや表情を見た付き添いの方が「喜んでいますよ」と言われて初めて、そうなんだと理解できました。
桃まんじゅうの包餡が終わって蒸しあがる15分ほどの間に店の商品を見てもらいました。
最後は子供たちが包餡した桃まんじゅうの温かを感じてお持ち帰りです。(^o^)丿
代表の方に「貴重な体験をさせていただいてありがとうございました」と言われたのですが・・・
とんでもないです。
こちらこそ日常ではできない体験をさせていただきました。
少しでも子供たちの役に立てたのかなと思うと感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。