朝晩は少し肌寒くなり、多少動いても汗をかかなくなって動きやすくなりましたね。
運動を始めたいけれども、仕事と子育てに追われて寝る時間を確保するのがやっと…自分のメンテナンスは二の次三の次。と言い訳しながら後回しにしています。




今日は「成功体験」についてお伝えしたいと思います。
日々の発達相談の中で、「成功体験を積むと次のことばにつながりますよ」と言うお話をするのですが、
皆さんの「成功体験」のイメージはどんなものでしょう?


失敗しないように、出来なさそうなこと、失敗しそうなことを避ける?


日常の生活の中でどうやって成功体験を積ませるか考える前に、覚えていて欲しい事があります。

成功体験のその先にあるものは

「失敗は成功のもと」にする力


を育むことです。


つまり、失敗を自分で乗り越え成長出来る事が大事なのです。


そう考えると自ずと方法が見えてきます。


「失敗を乗り越えた成功体験」です。


そこを目標にスモールステップでたくさんの経験を積んでいくのです。





ことばの発達相談では、


ことばが出るのが遅いお子さんや発達障害で、あれもこれもやだやだで、練習や学習をしてくれないと言った相談が多いのですが、


慎重な性格のお子さんも多いように思います。


初めての事、わからない事をするのを嫌がったり、失敗が嫌でちょっとでも上手くいかなかったらすぐに止めたり諦めたりすることが多く親御さんは悩んでいらっしゃいます。



そのようなお子さんほど、スモールステップでさまざまな経験を積ませることが大切です。


いつのまにか「自分で出来た!」という経験から、次にチャレンジする意欲を引き出し、そして時には手放して失敗も経験させ、失敗しても大丈夫という経験、そしてまたチャレンジして今度はうまくいくという経験を積んでいきます。


これが私が必要と思う「成功体験」です。


ことばがしゃべられない子どもに、ことばを喋らせるのは至難の業…

ことばの指導では、このスモールステップでの誘導が鍵になります。



ことばの指導だけでなく、子育て全般で言えることだと思います。


石橋を叩いても渡らないぐらい慎重なお子さんは特に、幼少期は経験不足になりがちです。ぜひ、試してみてくださいね。



ことばが遅い、発音が上手にできないなど
ことばの発達に不安のある
お子さんと親御さんのための
ことばの教室を開いています。

病院でも児童発達支援事業でもなく
完全プライベート教室です

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