おからをいろいろな用途で使うための調理ポイントは5つあります。
知っていれば、美味しく仕上げることができるはず!
簡単なので覚えておきましょう(*^_^*)
1.おからが主役ならうまみ成分できめる
おから自体、味というほどのものはありません。
ですから、おからが主役のメニューの場合は、だしや肉汁などを含ませる工夫をすることが、
おいしく食べるポイントです。
ひき肉の代わりにおからを使うときには、バターを加えてコクを出すとか、
ちょっとした工夫でだんぜんおいしくなります。
2.具やころもにつかうときはつなぎをプラス
からいりして水分をとばしたおからは、具、ころも、お菓子の生地など、
いろいろな使い方ができますが、おからだけだと水分や油を多く吸ってしまいますし、
モサモサした食感は否めません。
上手に活用するには、つなぎになるものを適量配合すること。
お互いのよさを補い合うというわけです。
生地
クッキーやケーキなどの生地は、おからに小麦粉をプラス。
小麦粉のグルテンで粘りがでて、生地がまとまりやすくなる。
ころも
揚げもののころもにおからを使うときは、小麦粉を加えて。
おからだけだとはがれやすく、油も吸いすぎる。
具
おからを具にする時には、肉とおからを半々にするなどの工夫をして。
おからだけだと、どうしてもモサモサしてしまう。
3.抜群の吸水・吸油性を生かす
おからの大きな特徴として、吸水、吸油性が挙げられます。
調理するときにはその特徴をうまく利用したいところ。
例えば、調味料を含ませてしまうとか、肉汁や果汁などのうまみ成分を
うまく閉じ込めるなど、いろいろ工夫をしてみて!(*^_^*)
煮物は汁を多めに
煮物におからを使う場合、いつもの分量の煮汁だと、
おからが水分を吸ってしまってパサパサになってしまいます。
おからのタイプにもよりますが、1.5倍くらいの煮汁でも良いくらい。
様子をみながら、加減しましょう。
味を含ませる
おからの抜群の吸水性は、上手に利用すれば、おいしく仕上げるコツとなります。
具を使うときに、調味料を含ませてもおからがそれを吸うので、
ベチャベチャにならないし、肉汁や果汁のうまみも逃がしません。
そうすれば、おからもしっとりするし、一石二鳥というわけです。
余分な油も吸わせることにも使えます
脂分の多い肉を下煮する時におからを入れると、
余分な油やアクを吸うので、さっぱり仕上がります。
このおからは処分。
安いからこんなことにも惜しげもなく使えます!(*^_^*)
4.生おからを、からいりして水分を飛ばしたものは、
パン粉風に使うことができます。
その発想でレシピを考えると、レパートリーも広がるはず。
ただし、油を吸うのと粘りがないので、揚げ物のころもにするときには、
小麦をつなぎにしたほうがベター。
ころもに使う
オーブンでグリルするレシピのときは、おからのころもが活躍。
チーズやハーブなども相性抜群。
パサパサにならないよう、適度に水分のあるものをミックスすればOKです。
つなぎに使う
ハンバーグのように、つなぎにパン粉を使うのに応用できます。
この場合、粘り気だけをだすというより、水分を吸わしてまとめやすくするという役目。
食物繊維も摂れるから嬉しいですね。
5.酢のきつさを和らげる
酢を使った和え物は、ともするとツンとしたきつさが気になって苦手、
というかたも多いけれど、おからをプラスすれば、それも気にならずにおいしくいただけます。
というのも、おからが酢を吸うから、マイルドな味になるというわけです。
おからで体の中からキレイにするのも良いですが、
体の外からも同時にケアすると、さらにダイエット効果があがります!
こちらがとても参考に!!↓