私は生まれてこの方、ずっと猫派である。
父と母がまだ結婚したばかり若しくは同棲し始めた頃、猫屋敷とも言うべきほどに猫を大量に飼っていたらしい。
お風呂場の柱は鋭い爪に引っかかれて傷だらけ。
だからもう猫はこりごりだって母がよく言っていた。
わたしの猫歴。
幼馴染のたっくんちの、たま。
真っ白くて鋭い目に赤い首輪。
たっくんちでは猫も犬も飼っていた。犬はコリー。犬と猫の飼い方があまりにも対照的だったなぁと今改めて思う。
たまは放し飼い。いつどこで何してるかわからない。
たっくんのおじいちゃんの書斎の本棚の上にいるときもあれば、かくれんぼしてる最中に庭の塀にからこっちを見ていたりとか。
猫歴並べようとしたけど、そんな無いわ。
ここから猫歴にブランクあり。
とにかく、犬との接し方が分からない。
ある意味消去法である。
犬派?猫派?という大して意味を持たない質問は誰もがきっと一回は通る道であるからだ。
思い出した。猫歴。
実家では十姉妹を飼っている。
十姉妹って鳥。ちっこくてかわいいの。
それ、よく猫に狙われてる。
私の自転車の椅子の上に乗っかって、十姉妹のこと見つめてる。可愛い可愛いぴーちゃん達の敵。
まぁ私に害はない。
そして今までの猫歴のピーク今。
大学進学と共に住み始めたシェアハウス。
大家さんが猫好きで、野良ちゃん達をかわいがってる。
リビングのはじには猫缶のストック。
猫って本当気まぐれ。
おまえら皆B型か?って聞きたい。
でもそれが、可愛い。
振り回される感じが私のような人種にはたまらないのである。
布団を干そうと窓を開けたら、
隙間から部屋に侵入したり
今からバイトに行かなきゃならんという時に、開けたドアからするりと侵入。
その時は諦めて、付箋に猫が入っちゃいました!って書いて出かけたけど。笑
あと、発情期の時の熱し具合半端ない。これは、ここに住み始めて一番びっくりしたこと。
赤ちゃんの鳴き声よりダイナミックだし、なんか笑える。もはや怖い。
とにもかくにも、
猫好きに悪い人はいないとおもう。
猫と仲良くなるのは実はちょっと難しい。気まぐれだから。
ずっと目を合わせてると敵だと思われるから、その目をそらす。
そうすると私は敵じゃないですよっていう合図になったりする。
さっきまで構ってくれてたのに、急に私が「ただキーホルダーを振り回してる人」、「それを冷酷な眼差しで見つめる猫」みたいな構図が完成してる。
でもいいのだ、構ってるこっちもたまに飽きてくるから。
飽きっぽいもの同士の方がどっちも損しなくて済む。
芸術家には猫好きが多いらしい。
確かに皆、気まぐれそうだもんなぁ
かもめ食堂から台詞を借りてくると、
猫好きな人に、悪い人はいませんからね。
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