『 てやんでるたーるの歴史の巻 』
えどりーむの町のどこかにあるとある学び舎。
座敷になった教室の席に座る子ども達と先生。
先生「それでは、えどりーむの歴史について勉強していきましょう。」
子ども達「はーい。」
先生「まず私達が住むえどりーむの町を話す前に、この星“ てやんでるたーる星 ”の成り立ちから言う必要があるわね。
元々は何もないどこにでもある惑星は、たまたま不時着してしまったてやんでるたーる星人、言うなれば“ ご先祖様 ”や“ 旧人類 ”と言ってもいいかしらね。
てやんでるたーる星人はなにもない星で宇宙船も修理できずどうしようかと悩んでいるとうっかり宇宙服の頭を開けてしまうとビックリ、息ができる場所だった。
さらには地面を掘ると水も出てくるし、植物の種も見つけて長い年月をかけて育てれば食べれるものを実らせてくれた。
住めるのに何もかもちょうどいいと思ったてやんでるたーる星人はこのままではもったいないと考え、自分達が住んでいた感じそっくりにして一つの町並みを長い年月かけて作った、それがえどりーむの町よ。
さらにてやんでるたーる星人は畑仕事や運ぶ作業などの効率化を目指すために自分達そっくりなロボットを作った。 それが現在まで至る私達、新てやんでるたーる星人、まあ“ 新人類 ”と言ったところね。」
ただしただのロボットではいけないと考えた旧てやんでるたーる星人は自分達 ヒトに少しでも近づけようと正義と悪に二分する感情というものを入れた、あるところではそれを“メンタルチェンジシステム”というわ。 でもその時はそこまで発達してたわけでもないからロボットに近いような感じだったようね。
そして旧てやんでるたーる人は人手を少しでも多く、自分達で作ることが難しいことを想定して新てやんでるたーる人にもロボットが作れる機能を入れた。
こうしてヒトである旧てやんでるたーる人とロボットの新てやんでるたーる人が開拓していって“ えどりーむ ”の町をさらに築いて持ちつ持たれつの関係になったわけ。」
子ども「先生、でもそのご先祖様はどうして全滅してしまったんですか?」
先生「そうね、じゃあ今からそっちのことを学びましょう。」
先生「それから何年か経った時にえどりーむは激しい飢饉に襲われたの。
雨が降らない日照りの日は半年近く続いた。 そのせいで農作物も家畜も育たず、水だってないからそのせいで旧てやんでるたーる人は次々と倒れて絶滅してしまった。
新てやんでるたーる人もまた燃料が底をついたり暑さでショートしたりで次々と倒れていった。」
生徒「じゃあ僕達ってどうしてこうやって生きてるの?」
先生「まあまあ慌てないで。 その時の文献はないんだけどあくまで研究者の仮説では・・・、
絶滅寸前の新てやんでるたーる人の中に日の光をエネルギーにする者がいたそうで、その日照りが関係して急に活発化した。
そのてやんでるたーる人は次々とロボットを作って町を直していき、それから感情や生殖も発達して旧てやんでるたーる人と同じような感じになっていき、それから子孫が続いて今 君達や先生がいる、といったところかしら。」
神乃助「おい、なんか今回出番ないような気がしねぇか?」
役所、三人は異国から伝わったトランプで7並べをしている。
八五郎「きっと気のせいデース。」
忍丸「誰でござる? ハートの3を止めてるのは。」
そこに犬と猫も来る。
犬「岡っ引きさん、お腹すいたワン。」
猫「モン◯チがいいにゃ、カリカリの気分じゃないにゃ。」
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