NHKでの体操内村航平選手の放送を見た。

本人曰く、出来ないことを出来るようになる。
それが楽しい。

もちろん世界を舞台にするほどの素質は十二分にあったわけだけれど、でも決して天才として生まれたわけではなく、地道な努力も積んできた。
過酷な練習映像が流れた。

本人曰く、体操は楽しくなければ続けられない、とのこと。

見る限りだと、とても辛く地味で、そしてすぐには成果を感じることができないような日々の練習。
楽しく学ぶ。
楽しく続ける。
何を考え、どう思ってきたのか。

彼を見てると、発達した感覚や能力は彼の努力故に備えられてきたのかもとさえ思う。


確かに、出来なかったことが出来るようになる、それは楽しいかも。

私で言えば、専門知識がひとつ、またひとつ、理解出来るようになる。
『なるほど。』
『こうなってたんだ。』
『そういうわけか。』
理解できるとスッキリするし、学ぶ手応えが出てきてその先に進みたくなる。
うん、これは確かに楽しい。

楽しみながらやる。
それってすごく大事。


以前の記者会見で、みんなの応援や期待がプレッシャーではないかという記者の質問に、まだまだ応援が足りないと平然と答えていた。
よく見るほかのアスリート選手の言い方となんか違う。
自分を奮い立たせるためではなく、なんか自然に出てきてる感じ。
世界を舞台にするというのはそれだけの期待がかけられ、でもそれをプレッシャーと感じない。
なんていう精神力だろう。


そして思うのは彼の目。
アスリート選手にありがちなギラギラした輝きや、他を蹴落とそうとする執念とか、一切感じられない。
平然と飄々と。

輝きがないわけではないけれど、何か孤独さえ感じさせられる。

彼はいつも、他ではなく自分自身と戦っているのかな。
それって精神的には最も過酷かも。


努力すれば、他は後からついてくる。
だから楽しく、一歩一歩進め、前へ。





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