除夜の花火

2013年の大晦日、40cm～50cmの雪に覆われた片貝町。
もうすぐ年も変わろうという午後11時過ぎ、参拝客がまだ疎らな浅原神社の右奥の雪の斜面の上ではすでに花火の準備が整えられていました。
9月には片貝まつり花火大会の桟敷席となったあの場所、いまではすっかり白い雪に覆われて長靴を履いていても桟敷席の方までは上っていけません。
桟敷席入り口の辺りの雪の中に三脚を立てて花火の打ち上げを待つこととします。
日中の日の光に融けかけてダル～っとなった雪が、夜の冷え込みで再凍結したみたいで雪の表面がちょっと硬くなっています。
三脚を雪の中に突き刺すけど、イマイチ安定しないな、、、もっとしっかりしたのもって来れば良かった、ちょっと後悔。
新年まであと20分となった頃に、パラパラと10人程の観客が雪原の淵に集まってきました。
どうやら、花火をこんな寒いトコで見る物好きは少ないようですね。
まー町の中からも見えますから、それなりにね。
11時48分頃より単発花火の打ち上げが始まった片貝町浅原神社「除夜の花火」、年が変わる午前0時にはスターマインが打ち上げられ、その後単発花火の打ち上げが新年の午前0時17分頃まで続きました。
年越しの除夜の鐘と同じ108発の花火が打ち上がるそうです。
白い雪をカラフルに染める花火の灯り、静まりかえった雪の野山にこだまする花火のドン！とはじける音、花火好きなら寒さを我慢してでも見る価値はありますよ！
2014年、良い年になりますように(^_^)v